哲学 私とは何か――「個人」から「分人」へ 戦後から「個人」が尊重されて久しい。しかし個人主義は時として利己的になり、他人のことを敬うことがなくなってしまい、身勝手な事件や事柄が往々にして起こっている。 他にも「個人」と言うことが問われるようになった時、「私の存在」といった自分自身を... 2014.06.10 哲学書評
書評 一夜漬け文章教室 私自身書評をやってかれこれ7年の月日が経ち、それでいながらもまだまだ文章のことについて分からないことが多い。それでいながら文章術にまつわる本を読んだり、実践したりしているのだが、もっともセオリーがないだけに、自分自身の文章もどうなっているの... 2014.06.09 書評自己啓発
書評 江戸の下半身事情 新書や選書などでこういった「性」にまつわる事を取り上げている本は少なくない。本書もそうであるが、以前平凡社新書にて「フーゾク進化論」と言う本を取り上げたことがある。他にもちょっと毛並みは違うが、同じように平凡社新書の「破戒と男色の仏教史」と... 2014.06.08 書評民俗・風評
日本人 東郷平八郎 日本の歴史の中で戦争を語る機会はけっこう多いのだが、中でも日本における栄光の歴史を語る上で欠かせないものとして1904年~1905年に起こった日露戦争が挙げられる。当初は勝利する見込みがほとんどなかった日本が大国であるロシアに勝利し、欧米列... 2014.06.07 日本人書評
書評 心配しないで、モンスター 「モンスター」と言うと、いわゆる「怪物」であるのだが、私が北海道に住んでいるときに、よく冬場にCMで「モンスター」という融雪機のやつがあったことを思い出す。 それはさておき、本書は最近だけでは無く、一昔前のJ-POPを題材にしつつも上手く行... 2014.06.06 書評青春
エッセイ 旅だから出逢えた言葉 「旅」は色々な意味で「広くなれる」。見識もさることながら、人の輪もあり、さらには行動範囲も広くすることができ、そのことで心の余裕も広くすることができる。 しかし「旅」の効果はそれだけでは無い。「語彙」も広くすることができる。ちょっと表現を変... 2014.06.05 エッセイ書評
日本史 神々と肉食の古代史 昨今では当たり前のようにハンバーガーやステーキなど肉を食べる機会が多いのだが、元々奈良時代に聖武天皇が「肉食の禁」が出て、開国を機に解かれるまでは長らく牛肉・豚肉などは食べられなかった。そのことからか兎の肉を食べるときに、兎の耳の部分が鳥の... 2014.06.04 日本史書評
戯曲・詩 ブルーシート ブルーシートというと、レジャーなどで使われる青いシートを連想するのだが、震災などのレスキュー時にも使われる。 豆知識はここまでにしておいて、本書は2013年1月に福島県立いわき総合高等学校がアトリエ公演として上映された演劇の戯曲である。そも... 2014.06.03 戯曲・詩書評
書評 あした咲く蕾 本書は、朱川湊人氏の短編集であるが、朱川氏の小説は当ブログでも何度か紹介したこともあり、作風はよく知っている。どういった物かと言うと、女性を主体としている作品もあれば、暖かみのある作品も存在する。 本書もまた暖かみのある作品あのだが、短編集... 2014.06.02 書評短編集
書評 お座敷遊び~浅草花街 芸者の粋をどう愉しむか~ 浅草で「遊び」というと色々と出てくるのだが、中には「お座敷遊び」と言うのも存在する。「お座敷」に近いもので言うと、京都の花街(上七軒、祇園甲部、祇園東、嶋原、先斗町、宮川町)や大阪の花街(北新地、南地(ミナミ)、堀江、新町)などの「お茶屋」... 2014.06.01 書評芸能