5日間で「自分の考え」をつくる本

PHP研究所様より献本御礼。
「「自分の考え」はどこにあるのか」というよりも、自分自身の意見を作るためにどうしたらいいのか、その醸成方法について伝授している。私はフリーの立場にいるので、他人がどういう考えでいるのかわからないのだが、オピニオン誌を見ると、他人事のような意見を持ったり、ニュースの解説をしているだけのような意見を持っている人も少なくない。私も以前あった会社人の人生を振り返っても、意見を持っていない人がいる。そう考えると自分自身に意見を持つこと、そしてそれを伝えることは非常に重要なことである。

1日目「レビューで思考力を高める~「自分の考え」をつくる基本レッスン」
いわゆる当ブログでやっている「書評」である。これについては何度もブログの紹介でかたったのだが、私が書評をやろうとした理由は「今まで読んできた本を忘れないため」である。それから書評を続けていくうちに、雑誌の書評欄を気にして読むようになり、自分自身書評道を極めたい、という願望が強くなって、ブログをもうかれこれ7年間続けている。これまで書評した本の冊数は2000冊を超えるのだが、それでもなお続けていきたいと思っている。
その書評の中で自分自身がどう感じたのか、どう思ったのかを鍛える機会だととらえているので、仕事が変わった今でもやりたいことの筆頭として挙げている。そう考えていくと「書評術」という本もあったほうがいいのではないかとさえ思う。

2日目「考えるワザを習得する基本キット~思考パターンという武器」
「思考」といってもいろいろなパターンが存在するという。もちろんそのパターンはどれくらいあるのか、どんな種類があるのかは人それぞれ、むしろ巷の書店で並んでいる「思考術」それぞれによるのだが、基本的な考え方のパターンは「思考術」という名前に冠する本にはごく当たり前のように取り上げられる。もちろんそれをどのようにして実践していくのか、わからない人がいるので、実際にどのような形で考えていけばいいのか、ケーススタディ形式にて取り上げている。

3日目「行動の習慣を変える~言葉の力と発想力を鍛える」
名前を忘れてしまったが、「思考が変われば、行動が変わる」というようなことを言っているような本に出会ったことがある。「行動」と言っても、実際に仕事をする、あるいは他人のコミュニティに参加するといった物理的な「行動」を連想してしまうのだが、ほかにも相手との会話の中で自分自身がインプット・アウトプットしたもの・思考を自分自身の行動にアウトプットしていくことによって、それを体で覚えるという形である。

4日目「「自分の考え」を深める読書術~考えるための最も効率的な方法」
本によって得られるものが異なる。例えばビジネス書だと、仕事の方法を変える、習慣を変えるというような効果をもたらす。ほかにも、小説だったら言葉遊びができるようになり、社会本は自分自身の主義・主張を醸成することができる、ほかに古典は自分自身の教養を深める、言葉に重みをつけることができる効果をもたらす。

5日目「意思決定が速くなる思考術~「現実」が大きく変わる力」
社会人として必要な能力の一つとして「意思決定力」がある。それを鍛えるのが本書の最終目標である。行動を起こす際に必要であるため、意思決定をする際に必要なものとしてインプットもあり、アウトプットもあり、1日目以降で鍛えた「思考力」がある。意思決定をするために考えや論点をすべてまとめて物事の優先順位を決める、 仕事を決める、といったことについて伝授している。

思考術は鍛えることができる。その鍛え方はさまざまであるが、本書は読書・レビュー(書評)を通じてインプット・アウトプットを行い、思考力を鍛え上げ、自分自身の考えを作ることのプロセスについてを伝授している。自分自身も書評を何年も続いており、その中で新しい思考を作ることができているので、それぞれのプロセスにフォーカスした本と併用して使ってみると、効果は何倍~何十倍にもなることができると考えられる。

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