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2014年11月11日

防衛医大の場合は―ドキュメント医療裁判

「医療裁判」は今日でもどこかで起こっている。大概は病院と元患者、あるいは患者の遺族と争うことが多い。しかし今回の場合は病院と言っても「防衛医大」を相手取った裁判である。 本書で取り上げる医療裁判は、80年代~90年代にかけて著者自身が医療過誤を受けて閉まったことにより、国立防衛医科大学校(防衛医大)を相手取り裁判を起こした記録である。この裁判自体は2001年に著者側の全面勝訴となったものである。も […]