国内 働く女子の運命 女性の社会進出が目覚ましい。そのこともあってか女性が要職に就くといったこともあるのだが、今でもなお世界的に見ても後進的であると主張する論者も少なくない。そういった女子がどのような身分の変化をし、なおかつ男女平等の社会への発展に伴って、いかに... 2017.06.20 国内書評
書評 まっぷたつの先生 「まっぷたつ」と言っても物理的にそうなったら怪奇小説であるのだが、本書はそうでなく、人格、あるいは時間軸的に「まっぷたつ」を表している。「時間軸的」というのが本書において最も重要な要素であり「現在」の自分と「過去」の自分それぞれを表している... 2017.06.19 書評青春
書評 『レ・ミゼラブル』の世界 今からちょうど155年前に作られたロマン主義の大河小説がある。その名も「レ・ミゼラブル」。元々は「悲惨な人々」を意味している悲劇なのだが、その悲劇は小説の枠を超え、映画やアニメ、ミュージカルにも展開していった。特にミュージカルの世界では「夢... 2017.06.18 書評評論
書評 謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル) 「謎が謎を呼ぶ」と言うのはミステリ小説の常套句であるのだが、その常套句らしさを出しているのが本書と言える。本書は短編集であるのだが、他の短編集と異なる要素がある。それは「全編完全に自作ではない」ことにある。とどのつまりオリジナル小説もあれば... 2017.06.17 書評短編集
国際 グローバル・ジャーナリズム――国際スクープの舞台裏 世の中には様々なメディアやジャーナリズムが存在する。そのジャーナリズムでもって新聞やテレビなどに広く伝えられるようになる。そのジャーナリズムの要素として国際的なニュースをどのようにして拾い上げ、伝えられていくのか、そのことを取り上げている。... 2017.06.16 国際書評
哲学 モラルの起源――実験社会科学からの問い モラルと言うと、人間にしかないように思えるのだが、他にも動物にも動物なりの「モラル」があるという。そもそも「モラル」と言っても道徳的な観点で良く語られるのだが、もっとも「道徳」を英語に直すと「moral」とある。そのモラルはどうして生まれた... 2017.06.15 哲学書評
書評 パリのお馬鹿な大喰らい フランス・パリはおしゃれ、かつ美味のレストランが軒を連ねているのだが、しかしその中は玉石混交とまでは行かないものの、様々な店がある。その店やお客さんを「斬る」存在として著者がいる。その著者は料理評論家であり、かつては「サガット」の審査員を務... 2017.06.14 書評青春
国際政治 イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭 昨年の6月23日にEUをはじめとした世界的な出来事が起こった。その出来事と言うとイギリスにて国民投票が行われ、EU離脱を決定したというニュースである。そのことによってEUの社会的な立場、さらには離脱したイギリス、さらにはその周辺国にも大きな... 2017.06.13 国際政治書評
教育 教えて! 校長先生 – 「開成×灘式」思春期男子を伸ばすコツ 開成と灘といえば、中高一貫校であり、日本を代表する進学校の2校である。その2校が思春期男子を成績優秀にするよりもむしろ「才能を伸ばす」ことに着目を置いている。その「才能」をいかにして伸ばすべきか、その方法を伝授している。 第1章「学校」 本... 2017.06.12 教育書評
コミュニケーション 加賀屋 笑顔で気働き ―女将が育んだ「おもてなし」の真髄 石川県七尾市に知る人ぞ知る有名な旅館がある。その旅館の名は「加賀屋」である。高級旅館と言うよりも石川県を代表する旅館として有名である。長い伝統の中でどのような加賀屋のサービスを醸成していったのか、その醸成していった経緯とポイントを追っている... 2017.06.11 コミュニケーション書評