3000年の英知に学ぶリーダーの教科書 困難に打ち勝つ不変の原理原則

著者の鈴木様より献本御礼。
古典と呼ばれている本は数多くあるのだが、その古典の読み方によって、さらには歴史的な偉人の知によってビジネスとして、さらにはリーダーとしての成長を見出すことができるだけでなく、様々な困難に打ち勝ち、成功を収めることができる。古典や偉人たちからいかにして学ぶべきなのか、数々の名著の中から解き明かしている。

第1章「人を率いるためのリーダーの心得」
人を率い、成功に導くためにリーダーシップが不可欠である。しかしながらそのリーダーシップを磨くためには心得もあれば、スキルを磨く必要がある。その中でも最も肝となるのが「心得」であるのだが、いかにしてマインドを持ったらよいのか、古代ギリシャの名著から、第二次世界大戦で活躍した首相の名著をもとに取り上げている。

第2章「決してブレないリーダーの自己研鑚」
リーダーは意見を聞き入れつつも、ブレない「軸」を持つ必要がある。その軸を作るためには必ずと言ってもいいほど「自己研鑚」が必要になる。その自己研鑚の方法はリーダーそれぞれであるのだが、共通している部分もある。その部分とは何かを取り上げている。

第3章「会社を飛躍させる理念・指針のつくり方」
ここではリーダーと言うよりも、組織、もっと広げると「会社」単位で成長していく中で何が必要になるのか、そこには「理念」や「指針」がある。なぜ必要なのかというと単純に利益だけを求めていくと会社としての軸が無くなり、立ち行かなくなる。最も会社はなぜあるのか、その大きな根幹として「企業理念」「経営理念」「行動指針」「経営指針」といった要素がある。それらの要素の必要性について取り上げているのが本章である。

第4章「勝ち残るための戦略の立て方」
ビジネスは競争の連続である。その競争に勝つことが生き残る道の一つであるのだが、その勝ち残るためにもリーダーや事業など、戦略を立てる指針について追っているのが本章である。

第5章「必ず成し遂げる目標達成の方法」
経営にしても、仕事にしても、必ず付きまとうのが「目標」である。その目標をどのように設定し、達成していくか、それは日々の習慣や地続きと言えるビジネスの道筋、さらには計画と言ったものがある。

第6章「強いチームをつくるためのマネジメント」
ビジネスは個人で行うこともあるのだが、そのほとんどはチーム・組織でもって動く。そのチームを円滑にし、その円滑にするためにはどうしたら良いか、ルールや貢献と言ったものがあるという。

第7章「やる気にさせる部下指導」
組織には上司・部下、先輩・後輩といった関係が存在する。その中で上司が部下に、先輩が後輩に指導をすることはごく自然にあるのだが、その自然にある指導次第によって部下・後輩は成長する一方で、潰れてしまうこともある。いかにモチベーションを高めさせ、なおかつ組織を良くするために成長していくか、その方法を名著とともに伝授している。

第8章「人を動かす最も効果的な方法」
組織を動かすのは当然「人」である。その人をいかにして動かすのか、そこに「リーダー」の力量が試される。もちろん効果的な方法があるのだが、その方法は一体どのような要素があるのか、そのことを追っている。

第9章「確信と飛躍を生み出す組織づくり」
組織はつくりかたによって大きく飛躍したり、破たんしたりする。もちろん作るためであれば、飛躍した組織づくりを行いたいが、そもそもどのようにして組織づくりを行ったら良いのか、その方法を記している。

会社、仕事、ビジネスは「組織」によって成り立っている。その組織をいかにして動かすのか、その中核をなすリーダーはどうあるべきなのか、様々な名著にはそれぞれのベクトルを示しているのだが、それらの本を見ていくと共通しているものがある。その「共通」をなす部分が本書にある。

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