本日7月7日は七夕である。織姫と彦星がまさに出会うようなロマンティックな一日であるのだが、織姫も彦星も恥ずかしがり屋なのか、ほぼ毎年雨が降る。しかし例外はあり、数年~十数年に一度は晴れることがあり、時として天の川がキレイに映ることがあり、七夕らしさが映える夜になる。元々七夕は中国大陸にて生まれ、奈良時代に日本へ、行事として伝わり、いつの間にか伝承としてできたことにある。
七夕における織姫も彦星にしても、竜宮城における浦島太郎など物語に出てくるキャラクターたちが現実の世界ではどのような物語を紡ぐのかを描いた短編集である。全40編あるため、様々な登場人物が入り交じるのだが、それぞれの物語がテンポ良く描かれているため、1編1編愉しむことができる一冊になっている。
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