年末恒例ランキング2021

こんにちは。蔵前です。

今日は2021年最後の投稿です。毎年恒例ですが年末と言うことでランキングを取り上げていきたいと思います。今年取り上げた364冊の中で特に印象に残った5冊と、今年はちょっと番外編も取り上げていこうと思います。

第5位:新版 ウイルスと人間

もう既にオミクロン株が蔓延し始めている今日この頃ですが、そもそも新型コロナウイルスも「ウイルス」の一種です。ウイルスの流行は形を変えて長らく流行・収束を繰り返してきた歴史がありました。その歴史と傾向を知り、これからの対策に活かすことができることで印象的でした。

第4位:直向(ひたむ)きに勝つ 近代コーチの祖・岡部平太

本来であれば昨年行われるはずだった東京オリンピック、新型コロナウイルスの影響により今年行われる事になりました。そのオリンピックとは少し離れますがスポーツとなるとけっこう精神論や根性論で指導するコーチも後を絶ちません。ただここ最近では具体的に説明したり、技術的な要素などを取り入れたりするようになりました。

その先駆けが岡部平太でした。今年で最後の開催となった福岡国際マラソンですが、その発着点が平和台陸上競技場であり、そこには岡部平太の胸像があります。ちょうど今年生誕130周年を迎えるにあたり格好の一冊だったように思えます。

第3位:究極の歩き方

私的に、ウォーキングも趣味にしているため、耳が痛い話が多かった一冊でした。しかしながら、歩き方はもちろんのことウォーキングシューズの考え方も改められた良い一冊でした。

第2位:レンタルなんもしない人のなんもしなかった話

「なんもしない人」というのが何ともインパクトの強かったように思えます。しかもその方をレンタルしようとする方々も、本当の意味で「色々」と言うほかありません。レンタルする方々の人間模様や、その時どう思ったのかを綴っているだけかも知れませんが、その先には何があったのかもまた見物でした。

第1位:ヤンキー村の農業革命

「型破り」「掟破り」の文字を体現するのであれば、本書で紹介される「ベジフルファーム」ほど合うところはないと言えます。農業の世界にカチコミ、じゃなく進出していった一冊です。仕事術にしても農業に対する考え方にしても、今までの中で最も「型破り」の一冊でした。最も型破りだったのは社歌でしたが。

番外:シリーズ「追憶~3.11、あれから10年~」

震災から10年を迎えて、今回このシリーズをつくりました。前身の「蔵前トラックⅡ」で更新していたときに私の住んでいた・仕事をしていた所でも大きな地震に見舞われました。そこから日常が大きく変わり、

「今、私にできること」

を常々考えるようになりました。あれから10年、その時を思い出しながら、そして東日本大震災にまつわる本を取り上げながら追憶を語ったシリーズとなりました。

私自身、ブログそのものを始めて15年経ちます。また来年2022年は私が書評を始めて15年の節目を迎えることとなります。では何をしようか…と言うところはまだ考えていません。ただ機会があれば、もしくは面白いこと・ものが見つかったらチャレンジして行くようにしていきたいと思います。

2022年もまた私、蔵前と「蔵前トラックⅢ」をどうぞよろしくお願いいたします。

「蔵前トラックⅢ」管理人 蔵前