書評 一流の研究者に求められる資質 昨年最も話題となったのは、理研と小保方晴子氏の話題である。昨年のはじめにSTAP細胞が発見され、話題となったのだが、論文の中の画像引用について疑惑が生じ、一転批判の的となった。その後再検証を行った結果、STAP細胞は見つからず、結局小保方氏... 2015.01.25 書評物理・化学
書評 「金縛り」の謎を解く 夢魔・幽体離脱・宇宙人による誘拐 私自身そういった体験を一度もしたことがないのだが、なかには「金縛り」の体験をした方もいると言う。「金縛り」とは簡単に言うと、 「動くことができないようにきびしく縛りつけること。恐怖などで体が動かなくなることにもいう」(「広辞苑 第六版」より... 2014.12.07 書評物理・化学
書評 科学者たちの奇妙な日常 自分は「普通」に思っていても、他人から見たら「奇妙」と思うようなもの・ことがある。本書で紹介する科学者たちの日常についても同じことが言える。科学者たちにとって普通の日常を送っているように見えるものの、科学の研究と関わりの無い人々から見たら、... 2014.12.06 書評物理・化学
書評 火山と地震の国に暮らす 日本はよく「火山大国」や「地震大国」と呼ばれている。現に前者は昨月の27日に噴火が起こり、死者は60人近くと、戦後最悪の火山災害となっている。現在も、捜索が続けられている状況にある。また後者も震度5弱以上の地震が少なくとも年に1回以上観測さ... 2014.10.23 書評物理・化学
書評 理系バカと文系バカ 見ての通り過激なタイトルであるのだが、どういう人の事を指しているのか。本書では、 「理系バカ」・・・自分の世界に没頭しすぎて、極端な行動に走りやすい人 「文系バカ」・・・他人の情報を鵜呑みにして、その場の空気に流されやすい人(いずれも本書の... 2014.06.23 書評物理・化学
書評 科学と人間の不協和音 「科学」という名の学問・技術の発展は私たちの生活にとってプラスになる要素になっていたのだが、東日本大震災が起こり、科学と人間生活との間に「不協和音」ができ、科学の発展が人間生活の「リスク」を産む事象も起きてきている。 しかし、前々から科学の... 2014.01.07 書評物理・化学
書評 理科系冷遇社会―沈没する日本の科学技術 理科系の人は冷遇されているのだという。理系というと企業の「研究職」、もしくは研究機関に就職してさらなる研究を積み、世界一の技術を生み出す。 しかし、現状では世界的にも出遅れる兆候を見せているのだという。本書はそのことについて危機感を抱いてい... 2013.12.24 書評物理・化学
書評 笑う科学 イグ・ノーベル賞 「ノーベル賞」は化学・物理学・文学など様々な分野で顕著な功績を残し、後世に対して影響を与える賞だが、そのパロディに「イグ・ノーベル賞」が挙げられる。 「イグ・ノーベル賞」は新しい研究で世界的に貢献するといった高名なものではなく、「人々を笑わ... 2013.08.20 書評物理・化学
書評 科学を語るとはどういうことか —科学者、哲学者にモノ申す 科学はいったい何なのか、哲学とはいったい何なものか、本書は物理学者の須藤靖氏と科学・哲学両方を専攻している「科学哲学者」の伊勢田哲治氏の対談集である。 前書きには伊勢田氏の提唱する「科学哲学」と「物理」そのものは相容れられず、そもそも「科学... 2013.08.05 書評物理・化学
書評 エネルギーの科学史 物理学においてものを動かしたり、作ったりする事ができる力を「エネルギー」と定義している。その「エネルギー」は時代とともに、上記や熱、電気、磁力、原子力、宇宙など「エネルギー」の幅は広がっていった。 そのエネルギーの歴史はどのように進化をして... 2013.05.25 書評物理・化学