生物学

書評

わたしのノラネコ研究

ノラネコは私自身の家の近くにもいて、毎晩買い物帰りの時に出くわす。元々私自身、猫が好きなので、ノラネコが振り向くように仕向けることが日常になっている。最近では振り向くことが多くなってきており、猫とじゃれることが楽しくなってきている今日この頃...
書評

ジビエを食べれば「害獣」は減るのか―野生動物問題を解くヒント

ジビエとは、 「狩猟の対象となり,食用とする野生の鳥獣。また,その肉。鶉(うずら)・野兎など。」(「大辞林 第三版」より) とある。狩猟と行っても「シカ」や「イノシシ」といった種類をイメージするのだが、他にもたくさん存在するのだという。本書...
書評

音楽を愛でるサル – なぜヒトだけが愉しめるのか

音楽を楽しめるのはヒトだけと言われているのだが、実際に家畜にモーツァルトなどの音楽を聴いて、肉の質を良くするという話があることを考えると、本当に音楽はヒトだけが楽しめるものなのかということを勘ぐってしまう。とはいえ動物は音楽を奏でたり、いろ...
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書評

人にフェロモンはあるのだろうか?

「フェロモン」は辞書を引いてみると、 「動物の体内から分泌・放出され、同種の他の個体の行動や生理状態に影響を与える物質の総称」(「広辞苑 第六版」より) とある。動物でもフェロモンによる求愛行動を起こしたり、あるいは仲間を呼び寄せたりするこ...
書評

ねこの秘密

散歩をしていると時々猫を見かける。私は猫好きなので、見つけるやいなや猫の声真似をして猫の反応を見て楽しんでしまう。地味と言ってしまえばそれまでなのだが、それくらい猫が好きである。 しかしその猫も近づくだけで逃げてしまうような猫もいれば、特定...
書評

冬眠の謎を解く

季節は夏であり、そろそろ虫や動物の活動が活発化する状況になるのだが、晩秋から初春にかけては「冬眠」を行っている生物も数多くいる。その「冬眠」を行うのは変温動物がほとんどであるのだが、そもそも「冬眠」とはいったいどのような習性なのか、そしてそ...
書評

ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学

まだまだ雨で寒い日々が続くが桜も咲き、所によっては散り始めており、本格的に春と言えるシーズンである。桜が完全に散ってからはいよいよ暑さも本格化し、私の嫌いな虫も出てくる頃である。さて、虫除け対策はどうしようか考え物である。 それはさておき、...
書評

サバからマグロが産まれる!?

タイトルを見るからに奇天烈な一冊のように見える。正直「あり得ない」と思う方も少なくない。しかし著者は15年以上にわたって、本書のタイトルの研究をつづけており、現実味を帯びてきたのだという。元々著者は「魚類発生工学」と「魚類繁殖生理学」を研究...
書評

寄生虫病の話―身近な虫たちの脅威

「寄生獣」と言うマンガをご存じだろうか。元々漫画作品としては1988年~1995年の7年間連載されたわけだが、人気は未だに衰えず、今年にはアニメ・実写映画化された。既にマンガは終了しているものの、これからもブームを巻き起こすと言われている。...
書評

軍服のモスキート―モノから見える世界の現実

ここ最近日本ではデング熱の感染の広がりが話題となっている。その原因となる蚊の駆除、及び、感染拡大を防ぐために代々木公園が封鎖されたり、新宿中央公園の一部が閉鎖されるほどの騒ぎとなった。先ほども書いたのだが、デング熱の原因となるウィルスを持っ...
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