国内政治 速記者たちの国会秘録 国会・自治体や裁判所などで「縁の下の力持ち」と呼ばれる様な仕事は数多く存在するが、その中でも資料や記録として大いに役立つ存在として「速記者」がいる。とりわけ裁判所では判決記録や後半のやりとり、国会・自治体にいたっては「答弁」が挙げられており... 2013.08.03 国内政治書評
書評 消滅した国の刑事 「消滅した国」と言うと、戦争により国を失った人のことを連想してしまうのだが、実際の所そういったストーリーではなく、この物語に関連するのは「東ドイツ」のことである。冷戦が終わったことの象徴であるのだが、「東ドイツ」が本書のタイトル、そして本書... 2013.08.02 書評青春
書評 若者よ、だまされるな! 一番弟子とドラ息子の運命も変えた。カリスマ車いす社長 魂のメッセージ 見るからに過激なタイトルと言えるのだが、そもそも人間は騙されやすいモノと言えるのかもしれない。しかし年を取っていくうちに、知見が広がり、経験がつくようになり、考え方も熟成され、騙されることは低くなるのかもしれない。 しかし、若者世代が受け止... 2013.08.01 書評自己啓発
哲学 老いのかたち かつて「長寿」は縁起が良く、ポジティブに受け取れたのだが、ここ最近は長寿そのものが当たり前となり、むしろ「老い方」の良し悪しによって、良いものとなるのか、あるいは害悪となるとなることさえある。なぜそのように変化したのか、自ら1930年代とあ... 2013.07.31 哲学書評
哲学 「生き方」の値段―なぜあなたは合理的に選択できないのか? 「値段」という概念は、貨幣が出回り始めた紀元前7世紀頃(エレクトロン貨)から、生まれたのだが、物的な価値を計るための「値段」はやがて形の無いサービスとなり、「生き方」そのものにもつけられるようになった。しかし森羅万象に「値段」をつけられるほ... 2013.07.30 哲学書評
哲学 贅沢の条件 今の日本はまさに「ぜいたく」な社会である。日本のみならず、世界的な富裕層のなかにも「ぜいたく」を行っている方は多い。 と考えると、ふと自分自身考えるのが「ぜいたく」とは何なのか、という問いが頭に浮かんでしまう。その問いに自分は「お金に糸目を... 2013.07.29 哲学書評
地学・天文学 不思議の国の「みなみ」 宇宙へつながる秘密基地 私たちが住む地球には、目に見える「物質」と目に見えない「非物質」が存在する。その中でも「被物質」なものには「時間」や「神話」「現実」「空想」「幻想」などが挙げられる。「物質」にも私たちがあまり触れられないものとして「宇宙」が挙げられる。 私... 2013.07.28 地学・天文学書評
哲学 悪への自由~カント倫理学の深層文法 人には「善」もあれば「悪」の感情や考え方が存在する。本書で紹介する「倫理」についてもまた然りである。しかし本書は「悪」の倫理を論じている訳ではなく、「悪」になることへの自由について、哲学者である「カント」の倫理学をもとに考察を行っている。 ... 2013.07.27 哲学書評
医学 ヘンでいい。―「心の病」の患者学 21世紀は「心の世紀」と呼ばれるように、心の充足が求められる社会となった。その状況の中で、精神科に通院・入院をし、治療を行う人も増えている。それだけ精神科医や精神病棟の需要が高まってきている証拠である。本書で紹介される精神科医は一風変わって... 2013.07.26 医学書評
日本史 日本は負けたのではない 超経験者しか知らない大東亜戦争の真実 本書の著者である中松義郎という方はご存じだろうか。この方の別名は「ドクター・中松」、日本の発明王をほしいままにした方である。その一方で著者は1928年生まれであり、大東亜戦争にて海軍将校として戦地に赴いた経験を持つ。そのため著者の経歴には、... 2013.07.25 日本史書評