宗教 出家への道 苦の果てに出逢ったタイ仏教 本書の著者はあまりピンとこないかもしれない。ちなみに俗名の笹倉明(ささくらあきら)という名前を聞くとピンと浮かぶ方もいることだろう。それもそのはず。「漂流裁判」や「遠い国からの殺人者」「昭和のチャンプ―たこ八郎物語」で有名で、そのうち「遠い... 2020.05.01 宗教書評
哲学 ファッションの哲学 ファッションは元々身なりのことを表しているのだが、そのファッションにしても身体のこともあれば、さらには流行もある。流行の先には文化や産業、表現といった要素があり、表現の在り方もファッションとともに変わっていく。 ではファッションはどのような... 2020.04.29 哲学書評
哲学 人生にとって挫折とは何か 「挫折」と言うと私自身も経験したことがあるのだが、大きな失敗としてあげてしまい、「何でやってしまったのだろうか」「何でやらなかったのだろうか」という後悔を持ってしまう。その後悔ばかりではなく、今後は何をしたら良いのかという人生における「糧」... 2020.04.28 哲学書評
哲学 本当の武士道とは何か 日本人の理想と倫理 「武士道」と言うと、新渡戸稲造の英語で出版した同名の著書が有名であるのだが、本書はあくまでよく言われた「武士道」の在り方について、よくある意味と日本における浸透について書かれている。しかし本書で取り上げる「武士道」とは、理念や道徳としての武... 2020.04.26 哲学書評
哲学 危険な「美学」 「美学」と言うとセンスや雅といった表現が用いられる。もちろんその美学を通して、感性が伝わり、私たちに届けられる要素がある。しかしその美学は「危険」と隣り合わせである。縁遠いように思えるのだが、実はモノ・コトの善悪を判別しづらくなり、善悪つき... 2020.04.21 哲学書評
哲学 プラトン哲学への旅―エロースとは何者か 古代ギリシャの哲学において重要な人物は何人もいるのだが、本書で取り上げる人物はその中でもプラトンの哲学について取り上げている。プラトンはソクラテスの弟子であり、なおかつアリストテレスの師でもある。プラトンの哲学というと「イデア」と呼ばれる理... 2020.04.06 哲学書評
哲学 宇宙はなぜ哲学の問題になるのか 宇宙は解明できていないものが多くあり、実際に無限なのか有限なのかも未だに不明である。もっとも人間の思考の域を遥かに超えていることは明らかだが、実際に「どこまで」というのは未だに分からない。 もっとも宇宙論を哲学で語るのは難しいように思えるの... 2020.04.04 哲学書評
哲学 ガダマー入門―語りかける伝統とは何か 本書は哲学的考察であるのだが、ドイツの近現代の哲学者である、ハンス=ゲオルク・ガダマーを取り上げている。ガダマーが逝去したのは2002年。18年前のことである。当時の哲学というと、ハイデガーやハーバーマスといった人物が有名で、ガダマーは私自... 2020.03.17 哲学書評
哲学 いのちは輝く-わが子の障害を受け入れるとき 結婚して、子どもをもうけることの幸せはこの上ないことである。しかしながら、その子どもが障害を抱えてしまったらどう受け止めるか。多くの人はその現実に受け入れられないほどの困難・理不尽に直面することとなる。 その困難と呼ばれる現実からどのように... 2020.03.13 哲学書評
哲学 あなたは、なぜ、つながれないのか―ラポールと身体知 人とのコミュニケーションが苦手な人は少なくない。かくいう私もその一人である。もっとも私自身どのようにコミュニケーションをしたら良いのか分からない人である。原因は様々であるのだが、そのコミュニケーションがうまく行かないことから「生きにくさ」と... 2020.02.17 哲学書評