時代 お江戸やすらぎ飯 芍薬役者 料理で人を救うと言う話は実話・フィクションを含めると数多くあるのだが、本書は江戸時代を舞台にしている。ちなみに本書はタイトルにある「お江戸やすらぎ飯」と銘打ったシリーズの第2弾であり、主人公の佐保の成長とそれに伴う「変化」を見せながら、料理... 2022.02.27 時代書評
書評 ゴールデンタイムの消費期限 「ゴールデンタイム」と言うと、テレビの世界では夕方から夜にかけての時間帯で、最も視聴率の取れる時間帯のことを指す。しかしそれに派生してかどうかはわからないのだが、自身の「全盛期」と呼ばれる時期も「ゴールデンタイム」と指すケースもある。 本書... 2022.02.25 書評青春
SF 楽園のアダム 本書はSFの枠を超えた一冊である。と言うよりもミステリーやSF、さらには恋愛に至るまでのジャンルを網羅していると言っても過言ではない。 本書の舞台は地球であるが、「大厄災」と呼ばれるほどの災害により、人口が一握りしかいなくなった世界の中でA... 2022.02.23 SF書評
書評 山海記 2011年 この年の意味というと、多くは11年前に起こった東日本大震災を想像するだろう。無論私も同意見である。しかしこの年には震災と同時期に中東諸国にて「アラブの春」が起こった。また日本における天変地異として2011年台風12号による紀伊半... 2022.02.10 書評青春
書評 結婚させる家 「もしもそんな家があったら、私も入ってみたい」そう思わせるようなタイトルである。ちなみに本書はとある結婚情報サービス会社における婚活物語を取り上げている。 ちなみに本書にて出てくる婚活願望の方々は40代~50代とどちらかというと中高年に当た... 2022.02.06 書評青春
書評 9月9日9時9分 本書のタイトルを見た瞬間、ふと「ノストラダムスの大予言」を連想してしまった。「1999年7の月~」といった予言が有名なものであり、滅ぶのかどうかといったことがあたかもカルト的に取り上げられたことがある。もう23年の月日が流れているため、「ノ... 2022.02.02 書評青春
書評 見えない星に耳を澄ませて 今年は非常に寒い。しかし寒いとなると空気は澄んでおり、夜空を見上げると星々がけっこう見える。場所によっては天体観測のように、満天の星々を観ることもできると言う。 その星になぞらえているのが人の心である。星の数だけある、と言う言葉は当てはまら... 2022.01.30 書評青春
書評 音速の刃 決して週刊少年ジャンプで連載していた人気作を諧謔化したタイトルではない。 本書の物語は飛行機事故を題材にしている。私もここ最近は新型コロナウイルスにより帰省ができておらず、飛行機にも何年も乗っていない。飛行機というと時速数百㎞といったかなり... 2022.01.28 書評青春
書評 心臓に針を 人間としての「生」と「死」。それは人それぞれの思想の根底にある。最近では道徳や人間的な授業として「デス・エデュケーション」「死の準備授業」と呼ばれる「死」に関して考える内容が一部の学校でも取り上げられ、なおかつ書籍や動画でも取り上げられてい... 2022.01.26 書評青春
ミステリー 刑事が法に背く時 よくある「こいつおまわりさんです」を連想するようなタイトルである。警察、もとい刑事は犯罪者に対しては厳しく取り締まり、善良な国民に対してはやさしいイメージがもたれる。しかしあくまで私のイメージにあたるため、他の人にとっては、ドラマ・アニメ化... 2022.01.23 ミステリー書評