書評 カリスマフード―肉・乳・米と日本人 食べ物としては和夫奥の種類があるのだが、健康志向における食糧としては「ファッションフード」と呼ばれる一方で、人としての能力や健康の効力をもたらす「カリスマフード」と呼ばれるものがある。そのフードのあり方について取り上げているのが本書である。... 2019.10.27 書評民俗・風評
書評 ヒマラヤ大聖者のマインドフルネス 心的に病みやすい世の中である。もっとも人間関係においてギスギスしてしまうこともあり、そのことで生活に悪影響を及ぼすこともある。その対策としてかどうかは知らないが、書店のビジネス書や自己啓発書コーナーに「マインドフルネス」といった本が立ち並ん... 2019.10.12 書評自己啓発
宗教 世界は四大文明でできている 古代において、人間が文化的に生きることができるようになった基礎として「文明」がある。その文明は世界における歴史の基礎の一つとして挙げられてきたのだが、本書にて定義している「文明」は世界四大文明であるという。その四大文明と、今の世界が構築され... 2019.05.16 宗教書評
国際政治 ライシテから読む現代フランス――政治と宗教のいま 本書にて取り上げている「ライシテ」とは、 「フランスにおける教会と国家の分離における原則(政教分離原則)、すなわち、国家の宗教的中立性・無宗教性および(個人の)信教の自由の保障を表わす」(Wikipediaより) という。政教分離の思想はフ... 2019.01.27 国際政治書評
宗教 儒教とは何か 「儒教」は韓国や中国など、東アジアを中心に伝えられている「思想」である。実際に宗教なのかというと本書にて紹介するが、信仰の対象と言うよりも倫理的な基準として表されていることから、必ずしもそうとは言えない部分が多くある。もちろん日本でも「儒教... 2018.07.14 宗教書評
宗教 究極 日本の聖地 「聖地巡礼」という言葉がある。元々は宗教的なシンボルのある場所に礼拝をしたり、訪れたりすることで、宗教の根源を探るというような意味を表すのだが、最近ではアニメ・ドラマといった作品の舞台に行く・体験すると言ったことで取り上げられることが多い。... 2018.02.11 宗教書評
宗教 出羽三山――山岳信仰の歴史を歩く 出羽三山(でわさんざん)は山形県にある山々のことを指している。その山々は山岳信仰として非常に有名であり、修行を行ういわゆる「修検者」、さらには参拝者が後を絶たない所としても知られている。 その山岳信仰はどこから来ていて、なおかつ現在に根付い... 2017.11.20 宗教書評
宗教 戦国と宗教 戦争と宗教は思っている以上に密接な関係にある。方や戦争の混沌の中で救いを求めるために宗教にすがりつくような側面もあれば、様々ある宗教との対立によって戦争の引き金になるようなこともある。戦国時代にも同様のことがあり、大名の中にはキリシタン大名... 2017.11.05 宗教書評
国内 お寺さん崩壊 寺院を行くことは観光として行くことはあるのだが、先祖を供養しに行くことは最近無くなった。もっとも私自身が出身地から遠いところに住んでいることにより、なかなか帰る機会が少なくなっている部分がある。 私事はさておき、寺院というと安定的にお布施が... 2017.09.03 国内書評
日本 恐山―死者のいる場所 青森県の下北半島には有名な山がある。その名も「恐山」であり、「イタコ」が礼を呼び寄せる、あるいは死者のいる山であるようなイメージが強くある。もっとも恐山はどのような山なのか、どのようにして「死者」のイメージを結びつかせるようなこととなったの... 2017.05.15 日本書評