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思考

早く正しく決める技術

「決める」ことは様々な場面で必要なことである。その必要な「決める」ことをいかにして行っていくべきか、そのうえでどのような「決める」ための要素が必要なのか、個人、チームそれぞれの観点から伝授している。 Chapter1「なぜ、正しく決断できないのか―80%のどうでもいいことが「決断」を鈍らせる」 そもそも「決める」ことは非常に単純なことのように見えて、実は余計なことを考えたり、余計な情報を持ったりす […]

レイニーキラー

「レイニーキラー。  雨の日の殺人者  またの名を傘男」(p.2より) 本書はおそらく前者で述べている「雨の日の殺人者」を挙げている。触れただけで人の心を読み取ることのできる体質の持つ主人公と、逆に人の心が全く理解できない僧侶というなんとも奇怪な2人が織りなすミステリー作品である。全く違う性格でありながら、衝突があるものの、いつしか友情が芽生え、凸凹コンビみたいになった。 その過程でのコミカルさも […]

お金持ちになる男、貧乏で終わる男

著者の臼井様より献本御礼。 お金持ちになる人、貧乏になる人、成功する人、成功しない人など、そうなるのにも理由がある。その理由に「習慣」は避けて語ることができないほどである。その「習慣」には、色々なものがあり、本書でも「思考」「付き合い」「金銭」「時間」「こだわり」「勉強」「言葉」と多岐に渡っている。本書はあくまでも「お金持ち」にフォーカスをし、そうなるための習慣とは何かを伝授している。 1.「この […]

現象学という思考~<自明なもの>の知へ

「現象学」と言う学問は、普段生活している方々だとあまり知らないため、まずはどのような学問なのか説明する必要がある。現象学とは、 「古くは本体と区別された現象の学という意味に用いられた語。今日行われているのはヘーゲルとフッサールの用法」(「広辞苑 第六版」より抜粋) とある。日常にある経験・見聞きなどを「現象」と指し、その「現象」がどのような本質を見出しているのか、と言うことについて提示された学問で […]

疑う力

物事は色々と疑ってこないとやっていけない。むしろ信じ込みすぎると「足元を」すくわれてしまう。もちろん様々な疑問なり、矛盾なり存在する中で、どのようにして対応していけば良いのか、本書では「疑う」ことから始まり、疑うことによって矛盾・問題点を発見することができ、解決に導く要素になるのだという。本書はその「疑う」ためにはどうしたら良いのか、その着眼点と方法について伝授している。 第1章「まず「疑うこと」 […]

ジョージ・ソロス伝

ジョージ・ソロスは世界的な投資家の顔もあれば「慈善家」として顔を持っている。それだけではなく、自ら「国境なき政治家」と称するほど、政治活動にも積極的に関与している事から、本書のサブタイトルには「3つの顔(ペルソナ)を持つお琴の人生と仕事」と題しているのだろうと思っていたが、実際には「哲学者」「相場師」「フィランスロピスト」の3つの顔があるのだという。「哲学者」は社会哲学を特に専攻しており、「資本主 […]

武器としての決断思考

ビジネスの場は幾度となく「決断」の連続と言える。その「決断」は様々な要素を考え、結論を導き出すという「意思決定」の方法があり、著者は大学にて教えている。その「決断」はどのような考えでもって行うのだろうか、そして決断に向けての議論をどのように組み立て、答え(最適解)を導き出すのか、その考え方を本書では伝授している。 1時間目「「議論」はなんのためにあるのか?」 「ビジネス」においても、「学術」におい […]

ビジネスは「非言語」で動く 合理主義思考が見落としたもの

ビジネスは「言葉のやりとり」なのかもしれないのだが、言葉では言い表せない「非言語」の部分もあるのだという。著者である博報堂ブランドデザインでは、ビジネスにおける「非言語」とは何か、そしてどのように役立つのかを分析し、解き明かしている。 第1章「「たとえ」は、なにを伝えているのか」 「たとえ」はある事象のことを引き合いに出して説明することを表している。喩えの方法によって相手が伝わりやすくなるのか、伝 […]

英語はまず日本語で考えろ!

WaaW! Publishing 乙丸様より献本御礼。 日本人はどうも英会話が苦手なようである。その「英会話」はただ単に「英語を勉強すればよい」だけではなく、外国人との話す「度胸」も必要である。その「度胸」がネックになって、せっかく英語を勉強していても英語を会話することができない、という人も少なくない。 しかし著者に言わせれば、英会話は「英語を勉強」するものではないのであり、ある「コツ」をつかむこ […]

「思考の老化」をどう防ぐか

「人は感情から老化する」と言う言葉を聞いたことがある。その感情を司るのが脳であり、脳は「思考」も行う。思考の老化は、脳の老化に直結し、やがて感情がなくなり、衰える。 思考そのものの老化は、生活習慣が単調、かつ同じパターンになると、その「老化」に気付くことがなかなかできない。気づかぬ老化を気づければ、老化を防止するためのものとしての第一歩となる。本書はその思考の老化のメカニズムと、その防止法について […]