日本人

国内

「生き場」を探す日本人

今も昔も日本を離れ、遠い異国の地で働く・暮らす日本人はいる。老後に裕福な余生を過ごす人や家庭もあれば、新天地や刺激を求め、海外で働く・学ぶ方々もいる。さらに、日本に絶望し、口悪く言うと、自ら捨てて、逆に捨てられ異国にゆだねるようなことさえ起...
哲学

夫婦口論―二人で「老い」を生きる知恵

「口論」というと「口げんか」を連想してしまう。そうなってしまうと文壇の頂点に立つ夫婦が本で「夫婦ゲンカ」をしているのでは、と思ってしまう。 しかし、その夫婦げんかも他の夫婦とは違った味わいがある。まさに作家夫婦と言える様な口論なのかもしれな...
書評

サツマイモと日本人

「秋深し馬肥ゆる秋」 食欲の秋と言われており、街路樹は紅葉に彩られ、そして落ち葉となって落ちてゆく。その落ち葉を使ってたき火して、そのたき火でサツマイモを焼いて「焼き芋」にして食す、という季節である。 しかしその光景もほとんどみられなくなっ...
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仕事術

リッツ・カールトンと日本人の流儀

ポプラ社様より献本御礼。 1990年にリッツ・カールトンに入社し、大阪・東京など日本進出に尽力した高野氏、ホテルマンとして、リッツ・カールトンの一員として、そして日本人として大切な要素の一つである「ホスピタリティ」。その「ホスピタリティ」を...
日本人

わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!

旅は見識・了見を広めるだけではなく、楽しみ・価値・精神そのものを、様々な形で大きくさせる。その旅行の範囲は広ければ広くなるほど、その旅の意義は大きなものになる。世界一周したらなおさらだ。 しかし本書の著者は「世界一周」どころではないほど旅を...
国内

現代日本人の絆―「ちょっとしたつながり」の消費社会論

2011年を象徴する漢字一文字は「絆」である。 東日本大震災をきっかけにリアル・バーチャル双方で日本人であること、助ける、もしくは応援するため「絆」を再認識させられたといわれる一年であった。 そうではなく、つながりや「絆」、そしてそこから生...
日本人

生きぞこない …… エリートビジネスマンの「どん底」からの脱出記

著者の北嶋氏より献本御礼。 「死にぞこない」という言葉はよく聞く。しかし「生きぞこない」という言葉は初めて聞く。 それはさておき、かつて第一線にたったエリートマンがいつの間にか凋落し、最底辺の淵をさまようことも最近では少なくない。北嶋一郎氏...
日本人

あきらめなかった いつだって

2009年に女優として初めて「国民栄誉賞」を受賞し、現在では日本を代表する女優として、齢90を越えてもなお第一線で活躍している森光子。彼女の人生は必ずといってもいいほど順風満帆とは言えなかった。 「波乱」という言葉よいうよりも、約20年にも...
哲学

媚びない人生

「従順な羊ではなく野良猫になれ」 日本人、とりわけ日本企業に勤めている人たちは「猫」よりも「羊」や「犬」になる傾向にあるのかもしれない。「個性」や「自分」という存在を向き合うことさえ許されない状況であるが、そこから脱しいかに「向き合い」、誰...
日本人

福沢諭吉 「官」との闘い

慶応義塾大学の創設者である福沢諭吉は教育者でもあり、思想家として近代日本の基礎を作り上げた人物の一人である。とりわけ「学問のすすめ」や「福翁自伝」は100年経った現在でも名著として広く語り継がれている。 その一方で福沢諭吉は「文民」として「...
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