哲学 871569 「名言」という言葉は誰が作ったのだろうか。 「名言」は「格言」と同じ意味で、 「人間の生き方、真理、戒め、武術、相場、商売などの真髄について、簡潔な、言いやすく覚えやすい形にまとめた言葉や短い文章。」(wikipediaより) とある。私は... 2011.09.04 哲学書評
国内 森林異変~日本の林業に未来はあるか 森林破壊が進んでいる・・・といいたいところだが、本書は環境問題のことについて書かれているのではなく、「林業」という業界の衰退について書かれている。国産の木材が林業従事者の高齢化により、人・モノともに現象の一途をたどり、数少ない資源である、木... 2011.09.03 国内書評
世界史 1989年-現代史最大の転換点を検証する 「1989年」 その年は日本においても、世界においても「変革」の大きかった年と言える。 その年の始め、長年続いた「昭和」の時代の終焉を告げる昭和天皇の崩御から新しい年号「平成」に変わり、日本では初めてとなる消費税が導入された。 海外に目を向... 2011.09.02 世界史書評
書評 タネも仕掛けもございません 昭和の奇術師たち 「タネも仕掛けもございません」 マジシャンがマジックを行う際に使われる名門句である。最近では驚かせるようなマジックやイリュージョンが乱舞しているようにも見える。「すごい」と言える反面、それをやり続けるとだんだん飽きられてくるのではないか、と... 2011.09.01 書評芸能
国内 無縁社会~“無縁死”三万二千人の衝撃 最近は「コミュニティ」という言葉が薄れているのだという。しかしそれはあくまで「近所付き合い」という意味合いでの「コミュニティ」であり、ソーシャルメディアを介して様々な人たちとの交流を行う「コミュニティ」が進化しているため、広義での「コミュニ... 2011.08.31 国内書評
医学 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか―パーソナルゲノム時代の脳科学 ありとあらゆる考えや感情などを司る「こころ」はいったいどこからきたのか、未だに完全な解明はでていない。 本書もあくまで一説ではあるが、「遺伝子」という観点から「こころ」はどう決められるかというメカニズムを追っている。 第1章「こころはどこに... 2011.08.30 医学書評
国内 スマートメディア―新聞・テレビ・雑誌の次のかたちを考える 昨今ではインターネットを中心に既存メディアの批判が相次いでいる。にもかかわらず既存メディアは馬耳東風の如く相も変わらず、の調子である。 「メディア」に進化はあるのか、と言うと確かに存在する。インターネットの隆盛によりテレビや新聞、雑誌が軒並... 2011.08.25 国内書評
国内政治 政治力の人間性 今月菅直人首相が、退陣をする意向を明らかにした。これから民主党内では次期代表、及び首相の人選の動きを見せるのだが、本当に国を任せられるような政治家が民主党に限らずいるのか、と訊かれると首を傾げてしまう。 少し違った角度で質問をしてみよう。「... 2011.08.23 国内政治書評
仕事術 人は上司になるとバカになる (株)スタジオビビ 乙丸様より献本御礼。 「7割は課長にさえなれない」といわれている上司難の時代である。しかしその上司もいろいろであり、自ら矢面に立ったり、面倒見が良い上司もいれば、自分の面子や立場だけを守り部下のことをろくに守れない上司も... 2011.08.22 仕事術書評
書評 ロマンポルノと実録やくざ映画―禁じられた70年代日本映画 日本映画にも様々な分野があるのだが、本書で紹介される分野はどちらかというと「アウトロー」の部類に入るのかもしれない。とはいえ昔のやくざ映画というと高倉健が主演した「網走番外地」もあれば、菅原文太や松方弘樹、梅宮辰夫が出演した「仁義なき戦い」... 2011.08.21 書評芸能