書評 そのひと皿にめぐりあうとき 「食」の状況は今と昔とで劇的に変化している。大東亜戦争後は敗戦の傷跡からの復興もあれば、戦争中から食糧難が続いており、食べたくても食べることができなかった時代。それ故か、その時代に生き抜いた方々からは「食べものを粗末にするな」という声をよく... 2022.10.03 書評青春
書評 お願いおむらいす 食事は人を幸せにする。もっともお腹も充足するため、心も充足する。その充足をするだけでなく、料理によっては壁にぶち当たってしまう、心を乱される、やきもきするといった感情を癒やす役割も持っている。 本書は「食」によって打ちひしがれたところから脱... 2019.12.14 書評青春
書評 「食べること」の進化史 培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ 食は人間以前にも動物でも草・肉など種類によって食べられてきたのだが、その「食」の在り方は人間と同じように進化してきたと言える。それは人間の生物的な進化はもちろんのこと、文明的、あるいは産業的、技術的など分野を超えている。その「食」は未来どの... 2019.10.03 書評民俗・風評
仕事術 「食」から考える発想のヒント やる気を引き出しチーム力を高める 「医食同源」という言葉がある。調べてみると、 「病気をなおすのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだということ」(「広辞苑 第七版」より) という。もっとも食は人間生活を送っていく中でも最も根源的な要素の一つであり、... 2018.12.17 仕事術書評
書評 食べ物がからだを変える! 人生を変える!! 「医食同源」という四字熟語が存在する。それは 「病気をなおすのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだということ」(「広辞苑 第七版」より) という。もっとも食に気をつかうことによって、難病を治したという話をテレビや本... 2018.05.23 書評民俗・風評
日本人 食に添う 人に添う 人間として生きる要素として「衣食住」がある。その中でも「食」は生きて行くにあたり必要なことであるのだが、何でもかんでも良いというわけでは無い。そもそも「食」を知らずに何でも食べてしまうことによって食べもの・食べ方によっては病を冒すようなこと... 2018.03.21 日本人書評
書評 肉骨茶 家族は旅をしていたのだが、その旅の最中に家族と抜け出し、友人の別荘に身を隠すことになった。しかしその身を隠した先で「食」の地獄に身を投げることになった。その食を逃れるための旅と逃走に対して、結局のところ「食」の尊さと言うよりも、そのものの「... 2017.07.01 書評青春
日本 駅弁と歴史を楽しむ旅 ベスト100食、美味しい史跡めぐり そろそろ年末なので電車や飛行機などの予約を進めているところだが、その中で最も楽しみにしていることといえば「駅弁」「空弁」である。後者はあまり食べないのだが、前者は毎年楽しみにしているだけに早くもどれを食べようか迷っている始末である。最も私は... 2016.12.12 日本書評
書評 誰かが足りない 本書の表紙を見るとテーブルと椅子が4つある。これは何を意味しているのかとふと疑問に思ったのだが、本書の目次を開くとおのずと「レストラン」であることがわかる。そう、本書は予約を取ることですら難しい小さなレストランを舞台にした「6つ」の物語であ... 2016.11.28 書評青春
日本 食と農でつなぐ――福島から 福島といったら5年前に起こった原発事故を機に、帰宅困難区域が続いているところがある。そのことから住まいだった福島から離れざるを得ないようなときもあった。しかし福島に戻った後でも絶望や迷走に覆われる日々が続いた。しかしその希望となる「食」や「... 2016.07.12 日本書評