哲学 人はどう死ぬのか よく教育の中で「デス・エデュケーション」というのを聞く。これは「死の準備教育」を表し、アメリカでは1960年代から取り入れられた教育手法である。日本でも1980年代に提唱され始めたのだが、「死」による教育を暗にタブー視したこともあってか、デ... 2022.04.13 哲学書評
エッセイ 私は夕暮れ時に死ぬと決めている 世の中そう都合よく死ねるわけがねえ 本書のタイトルを初めて観たときにそう思った。もっともこの言葉は私が発したものではなく、五代目古今亭志ん生が三代目桂三木助に対して放った言葉である。三木助が最晩年にいよいよお別れと思って、志ん生を含め多くの... 2022.01.29 エッセイ書評
哲学 死の練習 – シニアのための哲学入門 先に断っておきたいのだが、本書は「自殺マニュアル」ではない。必ず訪れる「死」に対して、どのような心構えを持つべきかを説いている一冊である。サブタイトルにもあるように、シニア世代をターゲットにしている一冊であるのだが、いつか死を迎えるにあたっ... 2020.09.03 哲学書評
国内 長生き地獄 長寿は縁起が良いと言われているのだが、昨今は長生きそのものが地獄になってしまっている様相である。それは長生きしている人自身もそうであるのだが、その周囲の方々も巻き込んで悪影響を及ぼすようなこともある。その長生き地獄はどのような世界なのか、本... 2020.03.19 国内書評
哲学 住まいで「老活」 この頃「就活」と言う言葉に派生して、「婚活」「恋活」「終活」など「~活」と呼ばれる活動が数多くあるように思えてならない。意識すべきことであるのだが、むやみやたらに「~活」を増やすのもここ最近ではいかがなものかと思うのだが。 それはさておき、... 2019.08.15 哲学書評
国内 〈ひとり死〉時代のお葬式とお墓 もはや「超高齢社会」と呼ぶに相応しいほどの時代になったのかもしれない。その時代の中で「孤立死」ならぬ「ひとり死」と呼ばれるような概念もでき、さらに言うと就活ならぬ「終活」も盛んに言われ始め、最近では「終活年賀状」なるものも出てきたほどである... 2018.11.30 国内書評
戯曲・詩 シルバー川柳8 書き込んだ予定はすべて診察日 川柳は5・7・5にてつくる事ができるのだが、俳句と異なる点としては季語は入れるという制約がないことにある。そのため自由の度合いが高く、喜怒哀楽の状況を面白おかしくしたためることができるのも川柳である。 本書における「シルバー川柳」は全国有料... 2018.10.07 戯曲・詩書評
書評 エンディング・パラダイス 人生の終わりの時に何を行うのか。本書では人生の終わりのために遺骨収集を行う旅へと出かけた。その理由としては亡き父の遺言によるものであり、人生の総決算をするための旅であった。 しかしその旅の中で見つけたある村に根を下ろすこととなる。そこはまる... 2018.02.24 書評青春
宗教 いい人生は、最期の5年で決まる 人生はいつ終わるのかは分からない。もっとも人生が終わるまで何年生きられるかというのは占いでも、医学でもだいたいは分かるかも知れないのだが、その予測も大いに外れることとはよくあることである。 そもそ自分の人生の終わりをどのようにして行けば良い... 2018.02.23 宗教書評
哲学 終の二択 ~定年からの取捨選択術~ 「終(つい)」の時期はいつになるのかわからない。本書のタイトルには「定年からの~」と銘打っているのだが、定年以前でもいつ「終」を迎えるのかわからないからでこそ、本書は取捨選択をして置く必要がある。その二択を選ぶ際の取捨選択の方法を本書にて取... 2016.10.31 哲学書評