愉楽の銀座酒場

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愉楽の銀座酒場 愉楽の銀座酒場
太田 和彦

文藝春秋  2009-05
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私たちの世代は、酒に弱いと聞くが、私はそう思わない。社会人であっても、仲間内、もしくは気の合う仲間たちで在れば様々な酒を飲むことができる。
酒の飲み方一つでは大学生と社会人とで相違はあるが、個人的な嗜好によっても酒飲みのスタイルは違ってくる。また酒を飲むスポットも様々なところがあり、いくところ一つで、性格などで変わってくる。本書は銀座を舞台にしているが、銀座というと高級感が漂い、近づきが退院章があるが、銀座の中でも少し「穴場」智代ばれるところを紹介している。

第1章「銀座で飲もう」
「銀座酒場・初級編」といったところである。
「伝説の銀座バー」と言われるものから、ワインやベルギービールといったものまで愉しめる所を全部で12件紹介している。
私だったらまずは「伝説の銀座バー」に行ってみたい。このバーは昭和3年に誕生し、80年以上場所を変えることなく営業を続けているという。一流文化人、財界人、著名人の常連も数知れずとも言われる名店として挙げられているという。銀座「通」になる一番最初のところであるが、その最初から行ってみたいという雰囲気と、読みながらでも酒を愉しんでいるかのような感覚に陥る。

第2章「銀座酒場は花ざかり」
「銀座酒場・中級編」といったところである。
銀座の近場駅はというと山手線か京浜東北線で有楽町、または新橋となる。仕事場の関係から真橋を通ることがあるのだが、その時におでんの匂いが漂うことがある。本章ではおでんや蕎麦に酒といった居酒屋のようであるが、バーであるというような店もいくつかある。
バーというと高級感があるのだが、親しみやすいところが多く、気軽に酒を愉しめる。「中級編」であるが、穴場的に中級編である。銀座の名店巡りのようなガイドブックにはなかなか載らない所を重点的に紹介されている。

第3章「銀座の奥深く」
「奥深く」というと「地下」か「僻地」という意味合いがあるのだが、本章ではまさに「通」とも呼ばれる所を紹介しているばかりではない。「通」でも初心者でも楽しめるが、ガイドブックにはほとんど載っておらず、まさに「知っている人は知っている」というような店を列挙している。

全36店紹介された銀座の酒場であるが、高級感漂う中でひときわ奥の深さを感じ取らずにはいられない店ばかりであった。酒の愉しみ方も、料理の愉しみ方も、東京の土地一つで違ってくるが、銀座にも、今も変わらぬところ、そして進化したものが入り乱れながらも醸成されているという印象を本書から読み取れた。

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