ジェリーフィッシュは凍らない

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本書の帯には「21世紀の「そして誰もいなくなった」登場!!」とある。そもそも「そして誰もいなくなった」の作品は名探偵エルキュール・ポワロシリーズで有名なアガサ・クリスティーが著した推理ミステリー小説である。それに近いような雰囲気を醸したことからそう名付けられたのかもしれない。

本書を読んでみてどうなのかというと、もちろん本格的なミステリーであるのだが、本書で起こった事件の「謎」がいかにして生まれ、それでいていかにして紐解いていくのか、それが明確に表れていながらも、様々な「矛盾」も生まれるようになった。その矛盾がミステリーに深みが生まれ、それでいながら、説明できないような面白さも垣間見る。本書はミステリー作品の中でも本当の意味で「ミステリー」らしさのある一冊と言える。

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