法律・お金・経営のプロが教える 女性のための「起業の教科書」

「起業」というと高い壁のようでいて、なかなか手が出せないイメージがある。特に女性の場合は出産・育児など、仕事を中断すること、または両立が難しいことがあるのかもしれない。しかし女性ならではの「起業」の仕方もあるのも事実としてある。本書は女性として起業をするためにはどうしたらよいのか、そのノウハウを説いている。

STEP1「夢や思いをかたちにする方法~事業プランの立て方」
まずは起業をするための「中核」をなす「プラン」である。もっともそのプランを作るためには、自分自身の「やりたいこと」とは何かを考える必要がある。他にもそのやりたいことを見つけるための「アイデアづくり」をしていくこともまた一つの手段である。

STEP2「避けては通れない「お金」のこと~資金プランの立て方」
近年では「1円起業」や「0円起業」などお金をかけずに起業をすることができるようになったのだが、起業の内容によってはお金は大事である。その資金を調達をするためには、どのようにしたらよいか、融資を受けること、そしてその融資を受けたら、経費をどのようにして落とし、節税するためにどうしたらよいのかを取り上げている。

STEP3「夢の実現に向けて動き出す~開業準備の進め方」
具体的な行動をするために「開業準備」を行っていく必要がある。どのようなサービスを提供するのか、法律的に開業をするためには「届け出」も必要であるのだが、その届け出を行うことが必要なのか、様々な面で申請が必要であるのだがその一つ一つをチェックリストも含めて取り上げている。

STEP4「利益があるから事業が続く~毎日の運営のしかた」
もっとも事業は利益を出続けるからでこそ続く。損失ばかりでは持つことはできない。安定した利益・売上、さらにはキャッシュフローを行っていくためにはどうしたらよいのか、事業の「運営」を行うことについて取り上げている。

起業は大きな挑戦となるのだが、自分自身の好きやこと、得意なこと、やりたいことをなし得ていくための一つの手段として存在する。人生は1度しかない。だからでこそ、起業という名の挑戦を行うことも一つの手段であり、それを行うための参考資料となる一冊である。

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