近代

時代

この空のずっとずっと向こう

江戸時代における鎖国から開国し、幕府は倒れ、近代の幕開けとなる明治時代に入った頃、文明開化の折りに、100人を超える日本人が「使節団」としてアメリカへと渡っていった。 目的は人それぞれで、欧米の文化、美術、価値観を学び、日本の発展への材料と...
日本史

多様な子どもの近代 稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち

「子ども」の扱いはもちろんのこと、境遇も時代と共に変わっていく。かつては丁稚奉公といったもので、学校での勉強をせずに働きに出て、社会そのものを学ぶと言ったことがあった。そのため働くこと以外での知識がなく、文字も読めないといった人も少なくなか...
日本史

村の日本近代史

よく教科書などで取り上げられる「日本史」は中央はもちろんのこと、主要都市における出来事など多い。しかし都市や中心地から離れた「村」にもまた「歴史」が存在する。では村はどのような歴史を辿っていったのか、本書は近代から現代にかけてを取り上げてい...
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日本

東京田園モダン

元々著者は社会や経済についての本を取り上げることが多かったのだが、地理的な本を上梓するのは珍しい。本書は何かというと東京案内の一冊であるのだが、少し異なる点としては昭和や大正時代における名残を探すというものである。 第1章「北区 イギリス田...
日本史

日本統治下の朝鮮 – 統計と実証研究は何を語るか

1910年の朝鮮併合から、1945年の大東亜戦争終焉まで日本の植民地となった朝鮮半島。その朝鮮半島では創氏改名をはじめ、日本の文化に改めたり、弾圧を受けるといった論調が主だったのだが、果たして併合後の朝鮮半島はどうなったのか、併合後の史料を...
日本史

日本経済の心臓 証券市場誕生!

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 今となってはタイトルのように「経済の心臓」としてある「証券取引所」。東京や大阪など様々な場所にあり、それを束ねるのが「日本取引所グループ」である。そのグループができあがった歴史はまさに近代の日本にお...
書評

海辺の恋と日本人~ひと夏の物語と近代

海というと、夏の海水浴を連想する人も多い、中には各種サーフィンなどマリンスポーツを連想する人もいることだろう。取り分けマリンスポーツの中には冬でも行っているものもあり、私の住んでいる近くの由比ヶ浜に行くと、砂浜を歩く人、あるいはサーフィンを...
技術

ロウソクと蛍光灯―照明の発達からさぐる快適性

もはや人間の生活とって「照明」は欠かせない。しかし「照明」そのものがいつ頃から親しまれたかというと、あまり知られていない。古代であれば焚き火を使ってそれを照明の代わりにしたことを想像してしまうのだが、はたして「照明」は人間にとってどのように...
書評

キャラクターとは何か

キャラクターというと、マンガやアニメに出てくるものを連想してしまう。そもそも「キャラクター」を辞書で調べてみると、 1 性格。人格。その人の持ち味。「特異な―の持ち主」 2 小説・劇・映画などの登場人物。goo辞書より一部抜粋 とある。 本...
書評

ツーリズムとポストモダン社会―後期近代における観光の両義性―

1989年の「ベルリンの壁崩壊」以降、東欧を中心に「ポストモダン」と呼ばれる社会に変化をしていった。観光もまた様々なところから考察、そして変化をしていき「観光社会学」の学問まで誕生するほどまでなった。本書はその観光と「ポストモダン社会」の関...
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