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2008年11月29日

官僚との死闘七〇〇日

本書は小泉政権末期から安倍政権下での財務省の戦いを綴ったルポルタージュである。本書も著者自身は「戦場ルポ」という気持ちで書いた(P.1より)ように活字から財務省の既得権益を守る者たちと、それに対して懸命に闘う者たちの駆け引きが見えてくる。主人公の一人には現在東洋大学の教授である高橋洋一氏は後者にあたる。 本書の構成は以下の通りである はじめに 第一章「安倍政権の極秘チーム」 第二章「官邸Vs.財務 […]

闘う書評

本書は平成16年1月〜平成20年3月の「週刊新潮」で連載していた「闘う時評」より書評を中心にセレクトしたものである。 当ブログは書評を中心に投稿しているが、参考のために書評サイトのみならず新聞や雑誌の書評も読んでいる。今回はちょっと本格的な書評を読んでいこうと思う。 第一章「文学賞と死者の値打ち」 ここでは文芸作品の書評を行っている。当ブログでは小説の書評は行っていないため専門外であるが、小説を中 […]