昨日も申しましたとおり、ワークライフ”アンバランス”の出版記念セミナーに参加いたしました。
会場に来る前は土砂降りで水溜りのないところを歩くのがやっとのところでしたが、2人の働くことへの熱い思いが伝わったのか、帰るころには雨はほとんどやんでいました。
天候をも変えるようなといったらちょっと語弊はありますがそういうことを考えてしまうほど有意義でかつ考えさせられるセミナーであったと思います。
さて、ここではさわりだけ
第1部・第2部は著者である田島弓子氏の講演。著書「ワークライフ”アンバランス”」を考えたきっかけから、仕事に「ハマる」ことの良さ、「キツイ」仕事にはまって得られること、はまることでの「智恵」の絞り方など、
「会社目線」で働くということ、アツくも「冷静」に働くこと、
キャリアについて約1時間半が長くて短く、「働く」ことの楽しさを見いだせるきっかけを作れた講義であったと思います。
第3部ではディスカヴァー・トゥエンティワンの名物社長である干場弓子氏の特別講演でした。
ブログでも本書を大絶賛していましたが、田島氏同様、いや彼女以上に「働くこと」「ハマること」を熱く語ってくださいました。
この講演の冒頭で著者の夫の某「レバレッジ」を一言「嫌い」とおっしゃったところはまさにバッサリ。
そしてディスカヴァーの社員を巻き込んで(?)「仕事」のメリットについても語っていただけました。
余談で新しい本についても紹介していました。ほんのちょっとしか言われてませんでしたが、なかなか面白く、思わず「買った」と言ってしまいそうな感じでした(まだ発売されていないのですが)。
第4部では田島氏と干場氏の対談……というよりは質問コーナーといったところでした。質問者それぞれの悩みを打ち明け、両者がアドバイスをするというようなあたかも…
「W弓子のワークライフ”アンバランス”的お悩み相談室」
というようなコーナーでした。
さて、ここで率直な感想を。
私はまだ社会人になってようやく1年経とうかというところ。当然仕事とは何かというのはやり始めたばかりなのでわからないことがたくさんある。とにもかくにも目の前の仕事をこなすということを今までずっとやってきている。その中で得たものもたくさんあり、著書のように仕事に「ハマる」といったことも体験している。
ただ、1年目ということなのでやっている仕事は文書の整理やコピーといった単純作業は半分を超える。ただ、単純作業は大好きなのでこれといって問題はない。単純作業の中でどうやったら効率的になるのか、この作業はどのように役に立つのかということを頭で考えながら単純作業をやるので単調にはならないからだ。
それはさておき、この講演では得たことよりも自分が置かれている状況を「再認識」したというべきだと思った。
つまり今、目の前にある「仕事」に没頭すること。ただ、没頭するばかりではなくどうやったらより良いものとなるのか、どのようにしたら会社のために役に立つのかということを考えながら仕事をしていく。
つまり今のことをこのまま、突き進めばいいという考えになれた。そういう意味で、今回この講演を聞くことができてよかった。
田島弓子さん、干場弓子社長、本当にありがとうございました。