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2012年10月

アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術

「1本線」は簡単に言うとノートのページの真ん中に縦棒を一本入れて使うことを言っている。そのやり方を知っている、もしくはしている人は私の周りにもいるのだが、著者の定義している「1本線」のノート術は少し異なる。その秘訣は「1本線」を引いた先にあるのだという。著者は「その先」のスキルを得たことにより、アイデアが具体的になり、行動が加速し、ビジネスや生活をより良いものに進化していくことができた。 本書はめ […]

モンスター・シークレット

進展のない事件について最新の情報を手に入れようと正義感に燃える記者が話題収集のためにフランスに渡ったときから物語は始まる。 その物語はフランスに行く前まで追っていた事件との館錬成があり、「ナポレオン」や「摂政」などを手がかりに日仏双方から紡ぎ出される「ミステリー」に巻き込まれる。そしてフランスで知り合ったある鑑定医とともに歴史、証拠などを材料に真実を読みとっていく。 日仏の両国は言語や文学など異な […]

ダブル・ヴィジョン~宗教における言語と意味

「ダブル・ヴィジョン」は直訳すると「二重の視点」と表す。すなわち「二つの」側面や学問などからある事象についてとらえることを中心としているが、一方の視点についてキリスト教をはじめとした「宗教」を観点にし、もう一つの視点とを合わせて世の中の事象と聖書との考察を行った「講義録」である。 第一章「言語のダブル・ヴィジョン」 まずは「言語」である。国家として「成熟」「未成熟」の差としてあげられる要素の一つと […]

「成功」のトリセツ

著者はこれまで数多くのビジネス本・成功本を読み、それを実践することによって「成功」してきた。 その著者も前著である「幸福の商社、不幸のデパート~僕が3億円の借金地獄で見た景色~」で書いたような壮絶な転落人生を歩んでいた。ようやく脱出の兆しを見せた時にナポレオン・ヒルや本田健の本を読んだことがあったのだが、小馬鹿にしていた。 自ら成功本の「モルモット」になり成功本案内という処女作を出して4年、今とな […]

書くことが思いつかない人のための文章教室

これまで私自身、書評などで「文章」に携わった。その中で無機質な文章、感動など様々な感情を呼び起こすような文章など「文章」と一括りにしても多岐にわたる。「美しい文章」「名文」といっても小説やビジネスなど使い方によって様々であり、そう書く自分でも「良い文章」とは何か、という問いは「わからない」や「模索中」と答えてしまう。 「文章問答」はここまでにしておいて、本書は文章を各期かいがあっても書くことそのも […]

疑え、常識

「常識」ほど理由を言わずに罷り通っているものはない。私にとってはそれほど信用できない言葉はない。 私事はさておき、新しい考えを持つためにはその「常識」を疑うことから始まると言われている。本書は昨年話題となった「はやぶさ」の経験を通じて「常識」を疑うことの大切さを伝授している。 第一章「[生き方][考え方]の常識を疑う。」 本書は20代~40代の働く男性3人と著者とでゼミナール形式での講義をおさめて […]

2012年 F1韓国GP ヴェッテルが3連勝し、ドライバーズランキングでトップに立つ!

結果は以下のとおり。(「F1通信」より) 最初のスタートですべてが決まったようなレースだったように思えてなりません。ヴェッテル、もといレッドブル勢が終始圧倒的な強さを見せ、ヴェッテルが優勝し3連勝、ウェーバーも2位表彰台とワン・ツーを飾りました。 これでドライバーズランキングではヴェッテルが首位を奪取しましたが、まだまだアロンソとは一桁の差であり、油断はできません。しかしこの2連戦いずれも優勝して […]

2012年 F1韓国GP ウェーバーが今季2度目のPP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より) トップタイムから1秒以内で7台がひしめき合う中で最後の最後でベストタイムを出したウェーバーが見事PPを獲得しました。フロントローにはヴェッテルと前戦に引き続きレッドブルのフロントロー独占となり、レッドブルが持っているここ一番の「速さ」を見せたといえる予選でした。 可夢偉は13番手とあまり良い一ではありませんが、オーバーテイクポイントが結構多いコースなので後は […]

2012年 F1韓国GP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

可夢偉の表彰台に沸いた日本GPから1週間、次なる開催地の韓国にやって参りました。韓国は一昨年から始まったばかりという歴史の浅いサーキットです。日本人初の2戦連続表彰台を目指す可夢偉にとって正念場となるこのレースではいったいどのようなドラマが生まれるのでしょうか。 さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」より) 1回目 2回目 ハミルトンやヴェッテル、アロンソなどワールドチャ […]

新版 グローバル・ディアスポラ

「ディアスポラ」とはいったい何なのだろうか。調べてみると、 「ギリシャ語で「撒き散らされたもの」が由来であり、元の国家や民族の居住地から離れて暮らす人、またはコミュニティ」(wikipediaより) の意味を表す。元々はユダヤ人が戦争と迫害により自ら住んだところから離れていったことを表しているが、現在では労働や家族のために移住するなどもその「ディアスポラ」として表されることもある。 本書は「ディア […]