書評 同期生~「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年 仕事の世界にしても、本書にある漫画の世界にしても、あるいはそれ以外の世界にしても「同期」はある。しかもその「同期」は親友にも戦友にもなりやすくある。 本書は毎年行われている「りぼん新人漫画賞(以下:新人漫画賞)」の第一回入賞者の3人が、それ... 2012.12.11 書評民俗・風評
国内 今、原子力研究者・技術者ができること 2011年3月11日に起こった東日本大震災を引き金とした「福島第一原発事故」により、日本、ひいては世界中で「脱原発」の気運が高まった。12月に行われる衆院選でも各政党のマニフェストは異口同音ながらも「脱原発」を掲げている。 わたしもゆくゆく... 2012.12.10 国内書評
国際経済 おいしいコーヒーの経済論――「キリマンジャロ」の苦い現実 「缶」にしても、「インスタント」にしても、「ドリップ」にしても私たちの中で愛されているコーヒー。かく言う私もホットコーヒーを飲みながら書いている。毎日缶コーヒーやインスタントコーヒーを飲まないと気が済まないため、コーヒーを飲まない日はむしろ... 2012.12.09 国際経済書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 日本の難点 シリーズ「『宮台真司』の思考を解剖セヨ!」最後は日本そのものについてである。 人には長所や短所もあれば、「難点」が存在する。それは日本という一つの「国家」にも同じことが言える。その難点はいったいどのようなものなのだろうか。本書では「コミュニ... 2012.12.08 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
システム タブレット革命 ~iPad登場でわかった“板型PC”の破壊力 家電量販店を見かけると「iPad」をはじめとした「タブレットPC」がいろいろと売られている光景をよく見る。自分自身もタブレットPCは「欲しい」のだが、自分自身の仕事・プライベートを考えると「まだ必要がない」と思いつつ、売場を去ってしまう。 ... 2012.12.08 システム書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在 シリーズ「『宮台真司』の思考を解剖セヨ!」第6弾はサブカルチャーである。これまで社会にまつわることばかり取り上げてきたのだが、今回ほど私が取り上げたいものはない。宮台氏は社会学者であるが、サブカルチャーにまつわる言及も多い。 その言及の源流... 2012.12.07 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画書評民俗・風評
システム ミッシングリンク―デジタル大国ニッポン再生 本書のタイトルである「ミッシングリンク」は直接訳すと「失われたつながり」のことをいう。 日本の情報通信産業にはそういったものがあり、それが国際競争力の強化を妨げている原因として挙がっている識者も少なくない。 本書はどのようなところで「ミッシ... 2012.12.07 システム書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖セヨ!」第5弾は「原発」である。昨今では「脱原発」の風潮が強く、衆議員総選挙における各党のマニフェストをみても「異口同音」ながらも同じような声明を出している。 いずれは「原発」から脱し、自然エネルギーの開発... 2012.12.06 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
日本人 歌舞伎座の怪人 中村獅童と言えば、「ピンポン」や「硫黄島からの手紙」などの映画に出演している人気俳優のイメージが強い。しかし本当は「萬屋」の屋号を担う歌舞伎役者である。もっというと本当の名跡は「二代目 中村獅童」である。先代は3年前に亡くなった獅童の父であ... 2012.12.06 日本人書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 格差社会という不幸 シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖せよ」第4弾は昨今話題となった「格差社会」である。数年前からずっと「格差」という言葉が乱舞していたのだが、それがもっとも叫ばれたのが2007・8年頃、ちょうど小林多喜二の「蟹工船」が超訳版や漫画版として出て... 2012.12.05 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評