週末は家族

私の周りには「週末起業」をしている人がいる。平日はサラリーマンとして企業で働きながら、週末、もしくは終業後はサラリーマンとは別に副業として会社を興してビジネスを行う人のことを指す。経済は回復傾向にあるとは言えど、不安のある状態に変わりはないため、収入を複線化することでより安定した生活をおくることができる、という考えからそういう人がでているのだという。その週末起業から本業にシフトしていって活躍している強者も中にはいる。

それはさておき、「週末」とはいえど「家族」サービスをするという人材派遣業について描かれている。主に俳優がそのサービスをするということは、15年前にドラマで放送された「P.A.(プライベート・アクトレス)」を彷彿とさせるようなストーリーである。

フィクションである。フィクションではあるけれども、今の社会情勢を見るからして、そういった特殊派遣が出てくる可能性もあり、このような「週末家族」は現実味を帯びてくるように思えてならない。そのことについて警鐘を鳴らすために描いたのかもしれない。

あと、昨年の11月~12月に毎週平日の昼に放送された国友やすゆき作の「幸せの時間」の最後にでてくる、ある「記念日」に近いものがあるのかもしれない。

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