少年スポーツ ダメな大人が子供をつぶす!

ここ最近話題となっているニュースとして日大アメフト部タックル騒動がある。もはや事件の様相を見せており、日大のアメフト部監督自身、ある意味自分自身のチームも相手のチームもつぶしているような感がしてならない。

関連しているかどうかはわからないが、本書もまたスポーツの話である。少年野球・少年サッカーもまた大人たちによって子供たちが潰されているという。その実態を暴露しているのが本書である。

第1章「勝利至上主義とマシン化する子供たち」
野球にしても、サッカーにしても勝利を至上目標としている監督も少なくなく、そのための道具として指導しているような大人もいる。その監督に隷従しているのか、どうかわからないのだが、大人の夢を叶えるための道具やマシンとなっているような風潮があるのだという。

第2章「理不尽な指導者と愚かな親」
しかも指導方法にしても「暴力(「言葉の暴力」も含む)」を訴えるような人もいるのだが、ここ最近は「体罰」「パワハラ」といったことで取り上げられることもあり、そういった風潮は少なくなっているのだが、厳しい指導にしても「理不尽」や「暴力」を訴えるような風潮は少なくない。

第3章「世にも奇妙な日本的スポーツ環境」
少年スポーツの中には精神や根性論ばかり、あるいは伝統など過剰に縛るようなことがあり、本当のところスポーツをすることとは何か考えるまでもなく、議論もせずに、部活を「やらせる」といったことが少なくない。

第4章「スポーツ系部活動のかかえる闇」
主にスポーツ系の部活動には教育と言う名の下に独裁者となり、なおかつ勝利ばかりいきすぎてしまい、理不尽な指導を行ったり、本当の意味で「教育」となりうるのかと言った疑問さえ生まれてしまう。

この頃部活動に関する話があるのだが、そもそも部活動とは何か、それは自分自身も高校生の時に色々と考えることとなったのだが、強制的にはいるものでもなく、勝利ばかりが全てではない。結果も必要になるのだが、それ以上に「過程」を強く求めていくことが必要になり、なおかつそれが学校の勉強では得られず、なおかつ社会として必要なことを学ぶことができる。そもそもなぜ部活動を行うのか、少年スポーツを行うのか、その本質は子供よりもむしろ大人が考えるべきではないかと本書を読んで思った。

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