廃園日和

私自身、最後に遊園地に言ったのはかなり前の話になるので遊園地に行ったことの記憶はおぼろげしかない。もっとも言ったといっても故郷である旭川の旭山動物園にかつてあった遊園地で遊んだことがある(どうやら11年前に廃止されたらしい)。他にも中学の修学旅行でニセコリゾートにある遊園地でも遊んだことがあったのだが、それ以来なので遊ばなくなってかなり長い。

私事はここまでにしておき、子供の頃に遊園地に行き、大人になっても遊ぶ、もしくは子供と一緒に遊び思い出に残るようなこともある。しかしその遊園地が経営難など様々な理由から廃園に追い込まれるような所もあり、実際に廃園した遊園地も数多くある。その廃園を迎えることとなったとある遊園地の最期の日に訪れた人々の模様を描いた短編集である。

遊園地に限らず、思い出深いところが無くなるというのはなんとも言えない寂寥感があり、実際にそういったことは私自身も何度か体験したことがあるのだが、中学生にしても、カップルにしても、老夫婦など、それぞれの感慨がありありと伝わってくる。自分自身でも体験した思い出の場所が失われる感じがフラッシュバックした感じがしてならなかった。

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