会社を強くするパーソナリティマネジメント

会社は多かれ少なかれ色々な人がいる。もちろんその人によっては相容れられないような人もいるかもしれないのだが、その人を知り、なおかつ適材適所の配置を行なうことによって会社そのものを強くすることができる。その要素として「パーソナリティマネジメント」があるのだという。本書はその社員ひとりひとりのパーソナリティを見つけ、どのようにしてマネジメントをして行くのか、人事や採用の観点から紐解いている。

第1章「内面(パーソナリティ)とは」
社員ひとりひとりには十人十色の「内面(パーソナリティ)」がある。しかしながら内面は一つに限らず複数あり、その複数に分けたものを「サブパーソナリティ(SP)」として存在する。その存在するパーソナリティを見つけ、そして変化に対応していくことが必要であるという。

第2章「あなたは自分音(マイメロディ)を奏でる指揮者である。」
私自身吹奏楽やオーケストラをやっていた身であるから分かるのだが、音を出すと言っても簡単なことではない。もっとも曲に合わせた音を作っていくだけでも、練習から体力作り、さらにはモチベーション管理に至るまでのことが求められる。その求められる要素を人事・採用も含めてどのように管理していくのか、それは音を局に作っていくための「指揮者」としての資質が問われる。

第3章「恥ずかしいくらいパッとわかるSPシート」
その内面を出すための要素として「SPシート」を本書では核としている。ではそのSPシートはどのような物であり、内面をいかにして判断していくのか、といった要素を解説している。

第4章「SPシート徹底活用術(準備編)」
SPシートはその人の内面を知ることのできるツールであるのだが、あくまでそれは評価をする際の一部でしか無い。もっともチームの傾向を知るための参考資料として扱われ、なおかつ絶えず変化をしたり、偏ったりすることが多くあるためである。その傾向を知るためにどのようなSPシートを作っていくかその準備段階を伝授している。

第5章「SPシート徹底活用術(募集・採用編)」
会社にとってどのような人材を欲しがっているのか、それは社員それぞれで異なるのだが、それをいかにして見出していくのか、採用面接では明らかにしていく。あくまで参考材料であるのだが、企業に見合うのかどうかについてもSPシートは役に立つ。もっとも就職試験においてSPI試験の他に性格診断テストなるものがあり、それをSPシートに当てはめることもまた手段の一つとしてある。

第6章「SPシート徹底活用術(教育・マネジメント編)」
人材を採用したら、今度はチームとして、会社として活躍するための人材づくりを行っていく必要がある。その育てていくために教育然り、マネジメント然りとあるのだが、その方法について取り上げているのが本章である。

第7章「SPシート徹底活用術(評価面談・行動改善編)」
会社としての評価を上げることで昇進・降格に関わっていくのかもしれないのだが、「評価」自体はあくまで成長をして行くための「フィードバック」と言ったものであり、そのことによってモチベーションを図り、なおかつさらなる成長の起爆剤にして行くものである。そのためにもSPシートが使えるのだが、その利用方法を本章にて伝授している。

第8章「SPシート徹底活用術(人間関係編)」
仕事場はたいがい人間関係において成り立っている。その人間関係を理解するための用としてSPシートは多いの役立つのだが、その活用はどうしていけば良いのかを取り上げている。

SPシートはその人それぞれの内面をあぶり出しており、人事的にも参考資料の一つと言える。しかし内面は絶えず変化をするのだが、その変化にいかにして人事的な対応ができるのかといったこともまた一つのデータとして「SPシート」が役立つ。そのことを知ることのできた一冊と言える。

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