極アウトプット―「伝える力」で人生が決まる

仕事では様々なことをインプットして、アウトプットを行う事の連続である。当ブログも読書を通してインプットしたものを、ある種備忘録として「アウトプット」を行う。そのアウトプットはインプットをより強固なものにするだけでなく、自分自身を表現する、あるいはより良い行動へと昇華できるといった要素などもある。そもそも「アウトプット」とは何か、またアウトプットをどのように行う事で力を伸ばしていけるのかを取り上げているのが本書である。

第1章「アウトプットって何だろう」

そもそもアウトプットとは、

1.内部に入っているものを外に出すこと。特に,コンピューターのデータを外部に取り出すこと。出力。
2.産出。産出量。「大辞林 第四版」より

と辞書ではそのように意味している。この「内部に入っているもの」はインプットしたものを表しているため、どのように「外に出す」か、である。しかしいくらアウトプットを沢山行うからというわけではなく、本書は「質」の面にフォーカスを当てている。

第2章「コミュニケーション下手は克服できる」

私もそうであるのだが、コミュニケーションは苦手である。しかしコミュニケーションは生まれながら持っているものではあるものの、やりようによっては力を付けることができる。ではいかにして下手や苦手を克服し、得意としていくことができるのかを本章にて取り上げている。

第3章「話す」

実際に得たものをアウトプットとして「話す」ことから始まる。「話す」とひとえに言っても、自己紹介からプレゼン、さらには何気ない雑談などあらゆる側面がある。本章ではアウトプットとしての「話す」をいかにして行うか、その方法を14個取り上げている。

第4章「書く」

自分自身が最も行っているアウトプット法がこの「書く」である。アウトプットのイメージがつきやすいのもあるのだが、本章ではどのように「書く」かにフォーカスを当てている。テンプレートを利用する、日記を書くなどあらゆる「書く」方法が8個挙げられている。

第5章「行動する」

アウトプットは書く・話すばかりではない。実際に行動してみることもまた「アウトプット」である。行動をするにしてもどのように行えばよいのかわからない人も多くいるが、本章ではその方法を11個伝授している。

もっとも読書を行った後に当ブログのように感想を書くことも、また実践を行う事もまた「アウトプット」である。しかし「どのように」という部分が大きなカギになってくる。徒にアウトプットを行うにしても自己流になってしまう、あるいはインプットしたものをが活かしきれない側面もある。本書はより良いアウトプットを行うための方法が網羅されている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました