戦国武将に学ぶ逆転人生 縁、誠意、忍耐、自重、したたかさ……乱世を生き抜く方法

人生には3つの「さか」があることは有名な話である。一つは上り坂、一つは下り坂、そしてもう一つが「まさか」である。

そしてその「さか」とも、状況や人の縁によって大きく変わる。それは現代においても、本書にて取り上げる戦国時代においても同じ事である。本書は戦国武将たちがそれぞれの人生や縁などで生き抜いた足跡を追っている。

「人」の章 「人の縁と誠意をもって開いた活路」

人の縁と誠意はそれによって人生を拓くことができるほど強い。藤堂高虎や仙石秀久、真田広之の武将3人もその誠意と縁で、不遇の時代から逆転し、いち武将として名を馳せた。

「地」の章 「関ヶ原負け組の忍耐と自重の道程」

「戦に負ける」ことは戦国時代で死を意味することも少なくない。しかしながら戦に負けた後、忍耐や自重などによって活路を見出し、復活を遂げた武将を取り上げている。

「天」の章 「したたかに世を渡る名家末中の意地」

「世渡り」も一つの力である。世渡りが上手い人もいれば下手な人もおり、その差はどこにあるのか、3人の武将がどのように渡り歩き、いち武将として成り上がったかを見ながら紐解いている。

本書で取り上げた武将たちは人・運命・世渡りなど様々な要素にて成り上がっていった。しかしそれらの要素は戦国時代特有でなく、現代においても大切なことが9人の武将の生きざまを元に教えてくれる。

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