小説

ミステリー

暗黒女子

ある日、とある女子高生が死んだ。その女子高生はカリスマ性を富んでおり、美人であった。しかしその死には、本書にあるような「暗黒」な理由があったのだという。 もっとも暗黒と言っても「黒」と言う言葉では片付けられないほどの「どす黒さ」があったとい...
書評

告白予行練習 ヤキモチの答え

本書は「告白予行演習シリーズ」の第2弾であり、映画研究部の作品づくりと恋愛を舞台にしている。昨年の11~12月に放送されたアニメ「いつだって僕らの恋は10センチだった。」の原作にあたる小説である。 恋愛のみならず映画を完成させるまでの道のり...
ミステリー

鎮憎師

文字通り「憎しみを鎮める人」のことを指す。人には誰もが多かれ少なかれ憎しみを持っており、それを沈めたり、押さえたりするようなことがある。しかし人によってはそれをそのままにし、人にあたる、最悪殺人事件のようなことさえも起こる。 本書の舞台はと...
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書評

告白予行練習

YouTubeやニコニコを見ている方々であればHoneyWorksと呼ばれるユニットはご存じであるだろう。最も私自身もPVなどで観ることがあるのだが、それは2014年以降出てきた「CHiCO with HoneyWorks」と呼ばれるユニッ...
書評

廃園日和

私自身、最後に遊園地に言ったのはかなり前の話になるので遊園地に行ったことの記憶はおぼろげしかない。もっとも言ったといっても故郷である旭川の旭山動物園にかつてあった遊園地で遊んだことがある(どうやら11年前に廃止されたらしい)。他にも中学の修...
ミステリー

ドロシイ殺し

ドロシイというと「オズの魔法使い」に出てくる主人公の少女のことを現している。その主人公の名もまたドロシイなのだが、とあるビルもまた「不思議な国」と見立てて、そのビルの支配者の遺体が発見されてから事件が始まる。 その事件にはメルヘンというのも...
書評

ラヴェルスタイン

世界的に有名な学者から主人公に対して「回想録」を頼まれる事となった。その回想録を執筆する際に取材をするようになったのだが、その取材の中で学者は何を語るのか、そこには記憶とは何か、人種とは何か、そして生と死とは何かについてが問われていた。 そ...
書評

本屋さんのダイアナ

本はまさに様々な物語や考え方がある。その数は数多あり、あたかも「宇宙」とさえ思ってしまうほどである。もっとも書評家と名乗り始めて間もなく10年を迎えるのだが、未だに本とは何か、書評とは何かは未だに分からない。もっと言うと1000分の1にも満...
ミステリー

バスを待つ男

東京都民に怒られるかも知れないのだが、言うまでもなく東京にも路線バスがある(一部地域を除く)。しかし自分自身は東京に行ったとしてもJRや地下鉄などの電車などがあるため、バスに乗る機会が全くと言ってもいいほどない。あったとしても過去に1度だけ...
書評

怪談のテープ起こし

何度か知り合いに頼まれて講演や打ち合わせなどのテープ起こしを行ったことがあるのだが、聞いた内容を文字にすると言った単純作業がテープ起こしである。しかし本書のタイトルを見ると「やりたくない」と思ってしまうようなものである。 本書はおどろおどろ...
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