国際政治 独裁者に原爆を売る男たち 核の世界地図 「原爆」というと8月6日に広島に落とされ、8月9日に長崎に落とされた惨劇の記憶がある。それだけではなく、戦後は1954年にビキニ環礁で水爆実験が行われ付近で漁を行っていた「第五福竜丸」の乗組員が死の灰に触れて死亡した事件が存在する。 そう考... 2014.08.20 国際政治書評
国際政治 ブラジル 跳躍の軌跡 ブラジルというと中国やインド以上にホットな所として知られている。というのは、今年はすでに終わっているがサッカーワールドカップが行われた。その2年後には夏のオリンピックがリオデジャネイロで開催される。実際にホットと言われるところでも同じ年にソ... 2014.07.29 国際政治書評
国際政治 プーチン2.0―岐路に立つ権力と腐敗 プーチンが再び大統領に就任してから2年経つ。プーチンが2度目の大統領に就任して、今後10年もの間君臨する事になるのだが、周辺はウクライナ問題などにより戦々恐々としている状態にある。実際に長期にわたって政権を握るために、権力腐敗が起こることさ... 2014.07.27 国際政治書評
国際政治 世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて 「世界共和国」と言う言葉は正直言って違和感があった。というのは、元々先進国、及び一部の発展途上国は「資本主義国」であり、かつそれぞれの国家共同体でもって活動している。 その中で著者は対立するような資本国家によって、想像力や理念を築く力を失っ... 2014.07.23 国際政治書評
国際政治 したたかな国キューバ―シジョンは揺れても倒れない キューバでは「カストロ体制」が続いている。2008年に長らく統べていたフィデル・カストロが健康状態の悪化を理由に退任し、新たにフィデルの弟であるラウル・カストロが国家評議会議長の座に就き、あとを引き継いだ。事実上「カストロ体制」が続いたこと... 2014.01.26 国際政治書評
国際政治 見えないアメリカ アメリカはでは先々月末から先月半ばにかけて、政治的な対立が深刻化し、あわやデフォルトになるような状態にまでなってしまった。もしデフォルトとなってしまうと、世界経済にも「リーマン・ショック」をはるかに越える影響を及ぼすことは間違いなく、極論と... 2013.11.04 国際政治書評
国際政治 日露エネルギー同盟 エネルギー問題は2004年あたりから日本のメディアで扱われてきた問題で在るが、原発事故を機に、その声がより高まりだした。海外に目を向けてみると、アメリカでは2017年までには世界一の原油差案出国になる見通しを立っており、さらに「シェール(頁... 2013.09.13 国際政治書評
国際政治 海賊党の思想~フリーダウンロードと液体民主主義 「海賊党」と言う言葉はあまり聞いたことがない。むしろ本書に出会って初めて聞いたとも言える。「海賊」だからソマリア沖などで猛威を振るっている者達のことを想像してしまうのだが、そうではない。 しかし本書で言う「海賊」はそうではなく、DVDなどの... 2013.08.11 国際政治書評
国際政治 混迷するシリア――歴史と政治構造から読み解く 現在シリアでは紛争が泥沼化している状況にある。国連も非難決議や各国では経済制裁などを行っている。にも関わらず、シリアの状況に光明が見えておらず、実質的な混迷が続いている。難民もでてきており、それに対する支援もNPO・NGO問わず広がりを見せ... 2013.03.31 国際政治書評
国際政治 英連邦 ~ 王冠への忠誠と自由な連合 「英連邦」と一括りにいっても「イギリス(グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国)」のことだけを言っているのではない。イギリスの君主が国家元首としている国々を総称して「英連邦」と言われている。その「英連邦」と呼ばれる国は、 ・カナダ ・... 2012.09.25 国際政治書評