国際 ピア・ボランティア世界へ―ピア(仲間)としての障害者の国際協力 「ピア」は直訳すれば「仲間」 障害者同士の仲間やそこから派生するカウンセリングやワーキング、そしてボランティアがある。既存のボランティアやカウンセリングといった単方向なものではなく、むしろ双方向でお互いの心などをケアすることを指している。 ... 2012.06.03 国際書評
国内 絶望の国の幸福な若者たち 雇用不足や貧困化、さらには人間関係の「希薄化」が目立ち、「絶望」と言う言葉も現れ始めた。とりわけその割を食らっているのが私たち「若者」と呼ばれる世代である。 しかしその「若者」も一世代、二世代上の人々から「近頃の若い者は~」というような「俗... 2012.06.02 国内書評
医学 ささえる医療へ 「医療」の形は多様化している。本書で紹介される「在宅医療」や「地域医療」もまた然りである。 本書の舞台は北海道夕張市、今から6年前に財政破綻をした市である。破綻を宣言した直後から北海道を中心に様々な特集や応援企画が組まれ一時大盛り上がりとな... 2012.06.01 医学書評
国内 人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか 東日本大震災が起こってからまもなく、国内外からボランティアが被災地入りした。しかし福島第一原発の事故からボランティアに行くことを取りやめたり、住民にとって迷惑を被ったりする人・団体もおり、それが復興の足かせになることさえもあったのだという。... 2012.05.31 国内書評
書評 月の小屋 「女性・38歳」 人それぞれであることを前置きしておくが、ある人は専業主婦で子だからに恵まれ、ある人はお局様、あるいはバリバリのキャリアウーマンとして仕事の世界にのめり込む。不惑にも近い年齢であり、人生に対する「迷い」も思春期に比べると無く... 2012.05.30 書評青春
時間術 TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則 「時は金なり」 それは「時間はお金のように」大事に扱うことを考えさせられることわざである。他にも孫子の言葉に「巧遅は拙速に如かず」というのもある。 金の持つ・持たないは個人差があるものの、時間は誰しも24時間持っている。その時間の使い方によ... 2012.05.29 時間術書評
書評 ウイスキー起源への旅 先日ジャパニーズウイスキーについて取り上げたのだが、そもそもウイスキーそのものの起源はどこにあるのか、というところまでは言及しなかった。 そもそもウイスキーは「蒸留水」から作られた酒であるため、「蒸留酒」そのものの歴史から紐解くと4000年... 2012.05.26 書評民俗・風評
書評 日本遊戯史―古代から現代までの遊びと社会 日本における「遊び」の歴史は長く、とりわけ「将棋」や「囲碁」の歴史について、諸説はあるが多くは奈良時代から伝えられたと言われている。 元々は庶民の遊びだけではなく、武士や貴族の遊びとしてもあり、御前対局も行われるほど盛んなものであった。 本... 2012.05.24 書評芸能
書評 文は一行目から書かなくていい – 検索、コピペ時代の文章術 「文章力」「正しい文章」「完璧な文章」「きれいな文章」それぞれ一体何なのだろうか。 ほぼ毎日のように書評を書き、文章に携わっている私でもわからない。その答えは人それぞれなのかもしれない。そのことにより「自惚れ」とも言えるような文章になること... 2012.05.23 書評自己啓発
哲学 人生論としての読書論 読書は自らの人生を豊かにする。それは今も昔も変わらない。 しかし、その読書の方法一つにしても人それぞれであり、ある人はビジネスや自己成長のために、またある人は私のように人生を豊かにするために読むなど、用途によってもそれぞれである。 では本書... 2012.05.22 哲学書評