宗教 〈恥ずかしさ〉のゆくえ 日本には「恥じらい」の文化がある。その一方で開けっぴろげな絵や作品も少なくなく、「恥じらい」を持っていたり、持っていなかったりと曖昧である。その「曖昧さ」が日本語にもあるように、日本文化を象徴であるとともに、曖昧であることへの魅力も存在する... 2013.03.01 宗教書評
国内 若者の働く意識はなぜ変わったのか―企業戦士からニートへ 働くスタイルもそうであるが、「働く意識」も時代とともに変化をしている。最近では「豊かになりたい」「生活のため」「終身雇用」があたりまえであり、「会社のために働く」というのがメジャーだったのだが、時代や情勢は常に変化するものであり、私たちの世... 2013.02.28 国内書評
書評 週末は家族 私の周りには「週末起業」をしている人がいる。平日はサラリーマンとして企業で働きながら、週末、もしくは終業後はサラリーマンとは別に副業として会社を興してビジネスを行う人のことを指す。経済は回復傾向にあるとは言えど、不安のある状態に変わりはない... 2013.02.27 書評青春
教育 灘中 奇跡の国語教室 – 橋本武の超スロー・リーディング 灘中・灘高と言えば、東大・京大への輩出の多い進学校として有名である。灘中・灘高・東大もしくは京大と進学し、さらに政財界に活躍している人物も多い。 その灘中は2009年、「銀の匙」を3年間かけて読むという「超スロー・リーディング」の授業が取り... 2013.02.26 教育書評
仕事術 失敗のすすめ―「教える」だけでは人も企業も育たない 人は誰しも多かれ少なかれ「失敗」をする。しかし企業や人の中にはそれを許さない所もある。それ故に「失敗」を極端におそれ、「指示待ち人間」ばかりできてしまうのだという。 著者が社長をつとめる会社の風潮は「とにかくチャレンジし、失敗しろ」というよ... 2013.02.25 仕事術書評
1968年を知らない人の『1968』 1968―世界が揺れた年 「1968」 その年は世界的にも激動の年であった。これまで当ブログでは日本、アメリカ、そしてヨーロッパ各国について取り上げたが、本書はその総集編というべきところで1968年が始まったときから「プラハの春」、メキシコオリンピックが開催された「... 2013.02.24 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画国際書評
日本人 30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと メディアやコメンテーター達が中心となって官僚叩きを起こしており、その風潮は止まりそうにない。 しかし当の官僚達はどのような心境で受け止めているのだろうか、どうして働いているのだろうか、本書は「元官僚」として、官僚の仕事とは、政治家と官僚の関... 2013.02.23 日本人書評
エッセイ 丘の上の邂逅~三浦綾子生誕90周年記念出版 「氷点」「銃口」などの代表作の著者である三浦綾子。その三浦氏は旭川市出身であり、一時期を除き、生涯旭川にすみ続けた。旭川の歴史そのものを知り、作品の中で表現をしている。 本書は三浦氏の生誕90年を記念して、遺稿の中から三浦氏の人生の大部分を... 2013.02.22 エッセイ書評
書評 日本人が知らない世界のすし 「寿司」は日本の食文化の代表格の一つとして挙げられる。 「寿司」は海外でも広く認知されているのだが、海外で生まれた「寿司」も存在する。そのネタには「アポガド」や「フルーツ」「チョコレート」など日本における「寿司」から見たら「邪道」と返されて... 2013.02.21 書評民俗・風評
国内 「生き場」を探す日本人 今も昔も日本を離れ、遠い異国の地で働く・暮らす日本人はいる。老後に裕福な余生を過ごす人や家庭もあれば、新天地や刺激を求め、海外で働く・学ぶ方々もいる。さらに、日本に絶望し、口悪く言うと、自ら捨てて、逆に捨てられ異国にゆだねるようなことさえ起... 2013.02.20 国内書評