国内政治 日本の分断 私たちの民主主義の未来について もっとも日本に限らず民主主義国家は様々な意見があるなどの「対立軸」は存在する。イギリスの場合は労働党と保守党、アメリカの場合は共和党と民主党といった二大政党制の様相を持っており、日本でも与野党といったところで分断し、対立軸を生み出している。... 2022.08.12 国内政治書評
外国人 カミュ伝 小説「異邦人」やエッセイ「不条理」はもちろんのこと、演劇として「カリギュラ」「誤解」といった作品をも生み出していったフランス文学の代表的人物の一人にまで上り詰めたアルベール・カミュ。栄華も極めており1957年にノーベル文学賞を受賞したことで... 2022.03.04 外国人書評
書評 ジャスト・ライク・ヘヴン―ヴェルノン・クロニクル2 本書はサブタイトルにもあるように「ヴェルノン・クロニクル」と呼ばれるシリーズで3部作あり、本書はその2作品目にあたる。 元々このシリーズは主人公であるヴェルノン・シュビュテックスを主人公を基軸に物語が展開されている特徴があり、ヴェルノンとそ... 2021.10.03 書評青春
国防・軍事 フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔 フランスの軍には一風変わった部隊がある。その名も「外人部隊」であり、フランス国籍を持たない人だけが所属できる部隊である。その部隊とは何か、そして何を任務として、どのような活躍を期待されているのか、実際に外人部隊に所属して、除隊されるまでの日... 2019.10.14 国防・軍事書評
哲学 ルイ・アルチュセール――行方不明者の哲学 マルクス主義哲学の代表的な哲学者であるルイ・アルチュセールは元々フランス共産党を内部批判すべくマルクス研究を進めていった。他にもスピノザの研究にも長けていた一方で1980年に妻のエレーヌを絞殺したことでも知られている。そのアルチュセールの政... 2019.09.25 哲学書評
哲学 ジョン・ロック――神と人間との間 イギリスの哲学者であるジョン・ロック(以下:ロック)は「統治二論」を始め多くの政治思想を発表し、近世における「名誉革命」やアメリカ独立宣言、フランス人権宣言に大きな影響を与え、学問はおろか、アメリカ・イギリス・フランスの歴史の中で重要な位置... 2019.05.25 哲学書評
国際政治 ライシテから読む現代フランス――政治と宗教のいま 本書にて取り上げている「ライシテ」とは、 「フランスにおける教会と国家の分離における原則(政教分離原則)、すなわち、国家の宗教的中立性・無宗教性および(個人の)信教の自由の保障を表わす」(Wikipediaより) という。政教分離の思想はフ... 2019.01.27 国際政治書評
書評 ブロンズの地中海 本書の舞台は第二次世界大戦の真っ只中、ナチスドイツの占領下にあったフランスが付帯となっている。そのフランスの地でとある日本人女性を主人公にした一冊であるが、「恋愛小説」と言えば確かにその通りだが、時代が時代であるだけに、戦争のことについても... 2015.12.17 書評青春
哲学 ドゥルーズ~ノマドロジー 本書のサブタイトルには「ノマドロジー」である。 最近言われている言葉に「ノマド」という言葉があるのだが、これはあくまで「遊牧民」を表す言葉であるのだが、その「ノマド」について哲学的見地から考察を行ったこととして「ノマドロジー」があり、それを... 2013.09.30 哲学書評
書評 フランス的クラシック生活 私は大学生の頃にオーケストラのサークルに所属していたことだけあって、クラシック鑑賞は今でも趣味となっている。それ以前にも吹奏楽を行っていた経験もあり、その関連からクラシックに関わっていた。それに関連しているせいか、本書を手に取ってみた。 本... 2013.05.06 書評音楽