国内 謝罪大国ニッポン 「どげせん」や「謝男(シャーマン)」をはじめ、謝罪や謝ることについてを中心に取り上げた漫画も数多くある。そのことがネタになるほど日本はありとあらゆる所で「謝罪」が繰り返されてきている現状にある。その現状は何が発端となったのか、そして過ぎた謝... 2018.11.08 国内書評
ミステリー ブッポウソウは忘れない 「ブッポウソウ」は名前の通り草かと思いきや、鳥の一種であり、夏鳥として有名である。しかしながら絶滅危惧種として指定されており、なおかつ山梨県や宮崎県では天然記念物として指定されているほど希少な鳥としてあげられる。 希少な鳥として有名な鳥を探... 2018.10.12 ミステリー書評
ミステリー 大癋(べし)見警部の事件簿 リターンズ 大癋見vs.芸術探偵 読みづらい名前であるのだが「おおべしみ」と呼ばれている。表紙にもある顔が「大癋見警部」の顔であるのだが、「名は体を表す」ならぬ「名は顔を表す」言える。 外見はさておき、本書は「リターンズ」と題しており事件簿の続編と言える一冊である。表紙の顔... 2018.10.10 ミステリー書評
ミステリー 誰にも探せない 本書の表紙を見る限り探し物なのか、それとも隠れんぼなのかは分からなかったのだが、内容を見る限り前者といっても過言ではない。 どのような内容なのかというと喧嘩別れした幼なじみと久しぶりに会い、埋蔵金のある幻の村を探しに行くというものである。し... 2018.09.02 ミステリー書評
国際 未来をひらく道 ネパール・シンズリ道路40年の歴史をたどる 東アジアと東南アジアの間に挟まる国であり、なおかつヒマラヤ山脈にも面している国であるネパールは山道が多く、長らく道を拓くことができなくなっていた。しかしながらその道を切り拓くことのできた日本人たちがいた。その日本人たちの活躍とネパールに道が... 2018.08.21 国際書評
ミステリー 笑う赤おに 本書の舞台は高齢者福祉に力を注ぐ都市として有名であるのだが、その都市には高齢者だけでなく、ある種の「弱者」たちが住むようになる。その弱者は様々な「理由」があるのだが、その「理由」は今の社会の風刺を表していると言っても過言ではない。 しかしそ... 2018.08.20 ミステリー書評
ミステリー 鎮憎師 文字通り「憎しみを鎮める人」のことを指す。人には誰もが多かれ少なかれ憎しみを持っており、それを沈めたり、押さえたりするようなことがある。しかし人によってはそれをそのままにし、人にあたる、最悪殺人事件のようなことさえも起こる。 本書の舞台はと... 2018.06.30 ミステリー書評
ミステリー バスを待つ男 東京都民に怒られるかも知れないのだが、言うまでもなく東京にも路線バスがある(一部地域を除く)。しかし自分自身は東京に行ったとしてもJRや地下鉄などの電車などがあるため、バスに乗る機会が全くと言ってもいいほどない。あったとしても過去に1度だけ... 2018.05.19 ミステリー書評
ミステリー ライオンの歌が聞こえる 本書はサブタイトルにもあるように「平塚おんな探偵の事件簿」の第二弾であり、言うまでもなく平塚を舞台にし、2人の女性探偵が事件をドタバタしながら解決に導くというものである。 何てことがない依頼から事件が発展し、様々な関連性を調べていくのだが、... 2018.05.16 ミステリー書評
書評 スクロール 本書は短編集であるのだが、その短編集は「青春」と言う言葉がギュッと詰まっている短編集と言える。短編一つ一つには学生や社会人、といった舞台や年齢層は異なるものの、一直線に仕事やプライベートを突き進むというような状況にあることを感じ取れる。 本... 2018.03.25 書評短編集