大癋(べし)見警部の事件簿 リターンズ 大癋見vs.芸術探偵

読みづらい名前であるのだが「おおべしみ」と呼ばれている。表紙にもある顔が「大癋見警部」の顔であるのだが、「名は体を表す」ならぬ「名は顔を表す」言える。

外見はさておき、本書は「リターンズ」と題しており事件簿の続編と言える一冊である。表紙の顔を見るとなんとも悪人面であるのだが、その悪人面に違わぬ暴言に下ネタ、さらには伝説や歴史、さらにはミステリーの聖域を土足で歩くどころか荒らすような言動・行動が多々見られており、一緒にしてはいけないものの「ミステリー小説界の「銀魂」」と言ってもおかしくないような作品とも言える。とはいえミステリーらしく、事件をきっちりとトリックを暴き、解決まで導くのもまた手腕とも言える。

「ミステリー・コメディ」のカテゴリーに類するのかもしれないのだが、その枠では収まらないほどのミステリーは私自身何冊もミステリー小説を読んできたが、初めてである。

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