恐怖

書評

ファイナルガール・サポート・グループ

「ファイナルガール」は元々、 ホラー映画に登場する人物類型である。1960年代後半以降のアメリカで大量に作られたホラー映画が、一様に「純粋な若い女性が男の殺戮者と対決するが最後には生き残る」という構造をもっていることが映画研究の分野で注目さ...
書評

黒木魔奇録 魔女島

「怪談」となると、夏の風物詩として持て囃されることもあるのだが、実の所を言うと、冬でも怪談を扱うような本や作品も多くある。根っからの怪談好きの方もいれば、おそらく冬に怪談を見聞きするときの恐怖感がたまらない方々もいるのかもしれない。ちなみに...
書評

修羅の家

「女性」のことは男性に聞いてもわからないことがたくさんある。最も考え方や性的な特徴までまるで違う。しかしそのなかで、女性のなかにある「恐怖」の姿がここにあったと言うほかない。 本書の主人公の男性は暴行されている現場をとある女性に目撃され、か...
書評

人外サーカス

サーカスというと夢を与える仕事のように見えるのだが、本書は何というか「恐怖」を与える仕事のように思えてならない。「恐怖」というとお化け屋敷のように思えるのだが、お化け屋敷のような一瞬の怖さというよりも、トラウマとなって尾を引きそうなほどの「...
エッセイ

旅先のオバケ

日本をはじめとした世界の中で様々な「旅」を行くことによって様々な発見がある。その旅の中にはホラーと呼ばれる体験をする事があるという。もっとも著者自身も世界各地を旅しており、本書ではその世界を旅した中で体験した「恐怖」を綴っている。 もっとも...
書評

人生の9割は逃げていい。

「逃げる」というとネガティブなイメージを持たれる。しかし本書の著者は「逃げる」ことを推奨している。もちろん何でも逃げていいのかというとそうではないのだが、人生において9割のものは逃げていいのだという。ではどうして逃げていいのか、そして逃げる...
書評

怖くて眠れなくなる科学

科学はいろいろな側面を持っている。その中でも「怖い」側面が存在する。具体的にどのような「怖い」存在なのか、そして私たち、さらには地球に対してどのような影響を与えるのか、本書はその科学における「怖い」側面について取り上げている。 Part1「...
国内

近所がうるさい!―騒音トラブルの恐怖

「ご近所様」という言葉はもはや「死語」なのだろうか。 「近所迷惑」になるようなことがもはやニュースで取りざたされるほどの「事件」になることも最近では多くなってきている。「近所迷惑」という訳でも無いが、「騒音被害」としては直近でも羽田空港の再...
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