新書

世界史

1989年-現代史最大の転換点を検証する

「1989年」 その年は日本においても、世界においても「変革」の大きかった年と言える。 その年の始め、長年続いた「昭和」の時代の終焉を告げる昭和天皇の崩御から新しい年号「平成」に変わり、日本では初めてとなる消費税が導入された。 海外に目を向...
医学

「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか―パーソナルゲノム時代の脳科学

ありとあらゆる考えや感情などを司る「こころ」はいったいどこからきたのか、未だに完全な解明はでていない。 本書もあくまで一説ではあるが、「遺伝子」という観点から「こころ」はどう決められるかというメカニズムを追っている。 第1章「こころはどこに...
仕事術

人は上司になるとバカになる

(株)スタジオビビ 乙丸様より献本御礼。 「7割は課長にさえなれない」といわれている上司難の時代である。しかしその上司もいろいろであり、自ら矢面に立ったり、面倒見が良い上司もいれば、自分の面子や立場だけを守り部下のことをろくに守れない上司も...
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書評

ロマンポルノと実録やくざ映画―禁じられた70年代日本映画

日本映画にも様々な分野があるのだが、本書で紹介される分野はどちらかというと「アウトロー」の部類に入るのかもしれない。とはいえ昔のやくざ映画というと高倉健が主演した「網走番外地」もあれば、菅原文太や松方弘樹、梅宮辰夫が出演した「仁義なき戦い」...
地学・天文学

深層水「湧昇」、海を耕す!

「湧昇」という言葉自体初めて聞く人も多いだろう。「湧昇」とは、 「湧昇(ゆうしょう)とは、海洋において、海水が深層から表層に湧き上がる現象、またその流れ。湧昇流(-りゅう)」(Wikipediaより) とある。海流現象の一つであり、私たちの...
仕事術

「WHY型思考」が仕事を変える

昨年か一昨年のときに、日本を代表する自動車メーカー・トヨタがアメリカからリコールの嵐に巻き込まれた。しかしそこからトヨタは這い上がり現在でもトップを走っている。 その大きな根幹にあるのは「5回の「なぜ?」」が行われていることにある。その方法...
書評

日本の鯨食文化――世界に誇るべき“究極の創意工夫”

日本と鯨食の歴史は長く、古くは江戸時代に遡る。約300年もの間、日本は食やファッションなど鯨の恩恵を受けていた。しかし現在ではグリーン・ピースやシー・シェパード、さらにはオーストラリア・ニュージーランドなどの反捕鯨国の圧力により、捕鯨そのも...
書評

ビール・イノべーション

日本に限らず世界中でも飲まれているアルコール飲料の中で「ビール」がある。ちょっと面白い話を聞いたのだがロシアではこれまでビールは「アルコール」として扱われなかった。今年になってようやくアルコールと認められたそうだ。スコッチウィスキーなどアル...
仕事術

クラウド・コンピューティング仕事術

ここ最近になって、IT業界においても、ビジネスにおいても「クラウド」という言葉が使われるようになった。「クラウド」というのは直訳すると「雲」であり、Googleなどのサーバーがあたかも雲のように見えないと言うことからそう呼ばれている。 IT...
書評

新書七十五番勝負

当ブログ、及び前身の「蔵前トラック」と書評を続け、はや4年半経つ。これまで書評した本は1200冊を越えるが、初期の頃は大概新書が中心であった。重箱の隅を突いているような本や、入門書、あるいは専門に関して狭くも深いような本と様々なものがあった...
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