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新書

教養として学んでおきたい聖書

世界でもっとも読まれている本は「聖書」である。聖書の違いによるのだが、ユダヤ教、およびキリスト教の「教典」としてある聖書は、ビジネスの世界でも活かすヒントにもなり、「聖書」に関するビジネス書もいくつか出ている。 もっとも聖書には旧約・新約とあり、それぞれ書かれている内容も異なってくる。本書は「教養」の観点から「聖書」とはどのような本か、そして世界にどのような影響を及ぼしたのかを紐解いている。 第1 […]

教養として学んでおきたいクラシック音楽

すでに管理人紹介を含め、いくつもの書評でも言及したのだが、私は中学・高校と吹奏楽出身で、大学は室内管弦楽団に入り、音楽にどっぷりの毎日だった。社会人になって楽器を演奏することはなくなったのだが、それでも学生時代の名残からか、趣味程度であるが、クラシック音楽や吹奏楽を聴くことはけっこうある。 もっともクラシック音楽は演奏する楽団・指揮者によっても傾向・解釈が異なるため、その部分での面白味もあるのだが […]

人生ってなんだ

私自身、昨月37歳になった。「もうここまで生きたか」という感情もあれば、「まだ37歳か」という感情の両方を持ってしまう。 その37年間の中で「人生」を振り返ることはあれど、人生とは何かという問いを考える事も何度かあった。本書に限らず色々な本を読み、様々な人の話を聞きながら考えていくのだが、未だに結論が出ない。もしかしたら結論は人それぞれで、中にはないのかもしれない。 そこで本書である。劇作家であり […]

脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法

考えるだけで無く、行動を行う、しゃべるなど生きていく上で非常に重要な要素なのが「脳機能」であるが、加齢とともに、衰えて生きやすく、衰える度合いによっては寿命が来てしまい、認知症の引き金にもなりかねない。 そこで本書である。本書は認知症を防止するために「脳寿命」を延ばすことを挙げているのだが、どのように延ばすことができるのかそのことについて伝授している。 第1章「脳の謎を知る―まだまだその正体はわか […]

日本の分断 私たちの民主主義の未来について

もっとも日本に限らず民主主義国家は様々な意見があるなどの「対立軸」は存在する。イギリスの場合は労働党と保守党、アメリカの場合は共和党と民主党といった二大政党制の様相を持っており、日本でも与野党といったところで分断し、対立軸を生み出している。 その分断は果たして良いのだろうか、またその「分断」は日本と諸外国とでどのような違いがあるのか、本書ではそのことについて取り上げている。 第1章「日本人の価値観 […]

「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ

「ローマは1日にして成らず」と同じように勉学もまた1日にして成らない。学校までで勉強を終えるのでなく、社会人になってビジネスの世界にいてもどうしても「勉強」と言う言葉はついていく。もちろん勉強好きであれば問題ないのだが、中には「勉強嫌い」の人も少なからずいる。 ところが勉強を行おうにも通信教育や塾に通った方が良いのかと言われると決してそうでもない。今となってはテキスト・動画も有料・無料問わずにあり […]

犬にウケる飼い方

私自身、自宅自体はペット禁止のため犬や猫などを飼うことができないのだが、親戚の家に行くと犬を飼っているところもあり、そこで犬とじゃれ合うこともしばしばある。 それはさておき、散歩をしていると犬と散歩を行っている方もちらほら見かける。コロナ禍に伴って愛玩動物(猫など)を飼う方も堅調である一方で、飼育放棄をする悲しい実態も浮き彫りになっている。そこで本書である。犬の飼う方の中には、ある程度しつけなどを […]

モチべーションの心理学-「やる気」と「意欲」のメカニズム

巷の書店にはモチベーションアップに関する本が立ち並んでいる。もちろんネットの記事でもモチベーションが上がる・上がらないといった記事も探すと簡単に出てくるほどである。仕事に限らずプライベートにしても、モチベーションの上げ下げといったものはどうしても重要なものと認識される。 ではそもそも「モチベーション」とはいったいどのようなものか、そしてそれが上がる・下がるにはどのような要因があるのか、本書は心理学 […]

魚にも自分がわかる ――動物認知研究の最先端

「認知」は人間特有のものではない。多くの動物には「脳」があり、その脳の働きなどにより、「認知」機能が備わっている。しかし動物によって、どのように認知されるかは異なる。 そこで本書である。本書は魚における認知機能がどのようなものなのか、現在の研究でわかっている所まで取り上げている。 第1章「魚の脳は原始的ではなかった」 元々動物にも種類があるのだが、魚類・両生類・爬虫類といったように進化をしてきた。 […]

戦略思想史入門 ――孫子からリデルハートまで

「戦略」と言うと、巷の本屋にて並んでいる者として経営や事業にまつわる戦略の本が多くある。そもそも「戦略」は実際に武器を持って戦争に関しての作戦や理論について取り上げられている。もっともビジネスも、他者や業界との「競争」という名の闘いであることが多く、それに関連付けて、本書にて紹介する孫子の兵法やマキャベリの理論を引用されることが多くある。 では「戦略」そのものはどのように変わっていったのか、本書で […]