書評

数学

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する

「今日の勝利はたまたまだよ」 この言葉はスポーツやギャンブルなど「勝負」の世界で良く聞く言葉である。確率論として低い場合に、こういった「たまたま」と言うのがある。しかしこの「偶然」にも必ず「確率」や「統計」はある。私も大学では確率や統計を専...
書評

ゲームセンター文化論―メディア社会のコミュニケーション

「ゲームセンター」は最近あまり行かないのだが、大学生の頃はほぼ毎週のようにゲームセンターに通って、格ゲーなどをして遊んでいた。そのせいか本書を手に取ってみたくなった。 そもそも「ゲームセンター」はどのような歴史を辿っていったのか、そしてどの...
国内

メディアと日本人――変わりゆく日常

最近「メディア批判」が盛んに行われている。しかし日本人はメディアとはどのように付き合っているのだろうか、と角度を変えて考えてもみたくなる。最近ではウェブの隆盛により、新聞やテレビから「ネット」とニュースをみる手段が増える、またはシフトしてい...
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書評

団地の女学生

「団地」と言う言葉はもはや死語になりかけているのかもしれない。公営の集合住宅がコミュニティをつくり、「団地」と言う言葉が広がりを見せた。高度経済成長期の頃である。しかし現在は高級マンションなど集合住宅は増加していったが、当時「団地」という言...
国内

記者クラブ―情報カルテル

日本のメディアには「記者クラブ」という、諸外国からして「いびつな」組織が存在する。この「記者クラブ」の歴史は長く「明治維新」の時からすでにあったとまでいわれるほどである。 しかし最近になって「言論」や「情報」に関して「記者クラブ」における批...
書評

30分で英語が話せる~99%の人が英語が話せる方法~

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 本書のタイトルを見て、思わず「嘘!?」と叫んでしまいたくなるような一冊である。 私も中学・高校・大学と英語を学んできたのだが、それが為になったことは少なかった。実を結んだとしても部活でカナダに遠征旅行...
仕事術

日本一の「実行力」部隊 ユニクロで学んだ「巻き込み」仕事術

ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。 おそらく「ユニクロ」はアパレル業界でもっとも「嵐」を起こした企業と言える。今となってはトップ企業にも連ねているが、その企業の土壌はどうであるかを紹介している本はあまり観たことがない。むしろ会長兼社長の柳...
国際経済

ザ・パニック~1907年金融恐慌の真相~

3年前の恐慌は「100年に1度の恐慌」と言われており、1929年の「ブラック・サースデー」と比べられることが多い。しかしノーベル賞受賞の経済学者は今回の恐慌と類似点があるのはむしろ「1907年の金融危機」と類似点があると指摘している。これに...
人脈術

時間・習慣・人脈 「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ

同じ書評ブロガーの「勉子」さんとして有名な方の一冊である。処女作は「読書案内」の一冊であったが、本書はそれとは違い「時間」「習慣」「人脈」についてどちらかというと「自己啓発」が中心である。 スイッチ1「時間がない人のための「時間術」」 まず...
書評

ドラッカーと松下幸之助

「ドラッガー」と言えば20世紀を代表する経営学者であり、彼の理論は経営学の枠を超え、ビジネスや組織の舞台でも大いに発揮している。最近では岩崎夏海氏の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が200万部を超え...
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