書評 ベーシック・インカム入門 ベーシック・インカムというのは直訳すると「基本所得」であり、労働状況や今の職業の有無に考慮せず、無条件で一定の額を給付できるというシステムである。今まさに定額給付金のことを言っているのではという声もあるが、これにも若干似ているが、この定額給... 2009.07.07 書評経済学・概論
書評 脳が良くなる耳勉強法 著者は狙って出版をしているのではないかと邪推してしまった。というのは本書が出版された翌月にウォークマンが誕生してちょうど30年を迎えたからだ。 ウォークマン誕生によって音楽やラジオを聴く環境というのが劇的に変化した。昔は家や店のなかでしか聞... 2009.07.07 書評自己啓発
医学 飲酒と健康―いま、何を、どう伝えるか もう20歳過ぎているため飲酒は飲んでも大丈夫なのだが、法律で禁止されているとはいえ未成年でありながらも飲酒をしたという経験のある人は少なくないことだろう。特に祝い事で家族と一緒に飲んだりする人もいれば、大学のコンパで酒を飲むという人もいる。... 2009.07.06 医学書評
哲学 「自分だまし」の心理学 「だまされる」と言うと良い印象をもたれない。というのは「詐欺」というように、だまされて相手にとって害することを行う、もしくは私利私欲によって人をだますというような印象が強いからである。 本書は「だまされない」方法を知るのではなく、なぜ「だま... 2009.07.06 哲学書評
哲学 教養脳を磨く! 教養というのは、知識を自分の思考でもって落とし込んで、新しい考え方を身につけるというような手法である。本書はイギリスにおいて「知のカルチャーショック」というのを受けた2人が新しい「教養」について縦横無尽に対談を行っている。 序章「教養という... 2009.07.05 哲学書評
宗教 使える!ギリシャ神話 ギリシャ神話はこれまで1冊しか取り上げておらずどのような神がいるのかというのはゼウスやヘラというようなギリシャについてあまり知らなくても名前だけであればわかるというようなところまでしか知らなかった。ギリシャ神話は宗教を超えて幾千年もの年月を... 2009.07.04 宗教書評
書評 怪異の風景学―妖怪文化の民俗地理 梅雨が明けるといよいよ夏本番である。うだる様な灼熱地獄が来るのかというと嫌になる今日この頃であるが、そんな暑さを吹き飛ばすものとして代表されるのが怖い話と言った怪談である。怪談と言うと稲川淳二や小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)というのが思い... 2009.07.04 書評民俗・風評
世界史 麻薬とは何か―「禁断の果実」五千年史 また大麻所持事件が起こった。 大麻に関する事件は去年・今年だけでもTVやインターネットニュースにおいてみない日と言うのが珍しいくらいにまでなった。大麻については覚せい剤と同じく精神に異常をきたす「ドラッグ」として扱われ、法律では「大麻取締法... 2009.07.03 世界史書評
世界史 ドイツ現代史の正しい見方 ドイツにまつわる歴史について様々な議論があり、日本における「歴史認識問題」とほぼ似ているような状況にある。第二次世界大戦が終焉して今年で64年を迎える今、20世紀のドイツの歴史についてどのようなものであったか、ドイツを代表する歴史著述家、セ... 2009.07.03 世界史書評
日本人 広告と生きる―私の履歴書 本書は2008年8月1日〜31日まで日本経済新聞において連載した「私の履歴書」を加筆したものである。 電通を一筋55年勤めあげ、広告とともに生きている著者による回顧録である。55年もの間広告をどのようにみてきたのだろうか、電通マンとしてどの... 2009.07.02 日本人書評