歴史

書評

花嫁はなぜ顔を隠すのか

結婚式に出席したことはこれまで1回か2回くらいしかないのだが、結婚式にて花嫁は和式だと白無垢、様式だとウェディングドレスをまとって登場する。しかし前者の場合は「角隠し」、後者の場合は「ヴェール」でもって顔を隠して登場する。両方とも「はじらい...
書評

通販―「不況知らず」の業界研究

今年の1月16日にテレビ通販の旗手と言われたジャパネットたかた社長の高田明氏が社長をはじめとした全役職を退任し、後任として明氏の長男である旭人氏が社長になった。このニュースは通販業界に関わらず、日本中で話題をさらっていったのだが、そこで「通...
書評

本は死なない~Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」

私自身、読書をしたり、書評をしたりする仕事なので、ほんとは密接にかかわっているといっても過言ではない。そのため本書のように本の歴史と、電子書籍について、そして出版業界をはじめとした本の「これから」について知りたいと思って、本書を手に取った。...
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日本人

宮城黎子の昭和テニス史―グッドデイズ、グッドイヤーズ、グッドライフ

今、テニスが熱いといえる。その理由として、昨年から起こっている錦織圭選手の活躍により「錦織フィーバー」が続いていることにある。昨年は全米オープンで日本人初の準優勝を獲得し、今年もメンフィス・オープンで史上初の3連覇を達成するなど、大活躍をし...
日本

吉原という異界

現在の吉原はソープランド街として有名であるのだが、江戸時代から大東亜戦争前までは花魁をはじめとした遊女たちが栄える郭街として知られた。もっとも落語や歌舞伎でも吉原を舞台にした作品は数多く収録されており、「吉原」の街は今も昔も有名である。しか...
国内政治

日台の「心と心の絆」~素晴らしき日本人へ

日本と台湾の国交は「日中国交正常化」と同時に断絶してしまったのだが、政治的な国交を超えて、精神的な交流は今もなお続いている。その象徴的な出来事として東日本大震災における200億円もの義援金や、2013年に開催されたWBCでの台湾代表が行った...
書評

コスプレ―なぜ日本人は制服が好きなのか

コスプレというと昨年末に行われたコミックマーケットで行われたアニメやマンガキャラクターの扮装をイメージしてしまうのだが、それだけではない。学生など職業における「制服」もまた「コスプレ」と呼ばれるという。しかしそれは半強制的に着せられる部分も...
日本史

流行歌の誕生―「カチューシャの唄」とその時代

本書のサブタイトルにある「カチューシャの唄」は1914年(大正3年)に発売され、大ヒットした。そのこともあり、歌詞の中にある「カチューシャかわいや わかれのつらさ」が流行語にもなった。昨年、その発売からちょうど100年を迎えたと言うことから...
宗教

キリスト教入門

キリスト教は私自身小さい頃に関わりがあった。保育園のころは「プロテスタント」の信仰があったため、キリスト教にちなんだ行事も多々行われた。もちろん、活動の一つ一つにキリスト教の儀礼も行われる。 小学校に入ってから、キリスト教の信仰はなくなった...
2014年

年末恒例ランキング2014 vol.5 「人文」本ランキング

年末恒例企画もいよいよラスト、今日のランキングは「人文」本のランキングです。今年は143冊取り上げました。昨年も同じようなことを書きましたが、「人文」とひとえに言っても哲学・思想・歴史・言語・自己啓発など様々な本が「人文」に該当する形になっ...
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