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生きる

発達障害を生きる

ここ最近「発達障害」に関する本を取り上げることが度々ある。治療する方、専門家、実際に発症しながらも前向きに生きている方々など様々である。発達障害自体が学習・言動・行動などにおける疾患と広い意味を持っている。発達障害の認知は徐々に広まっており、なおかつ支援する法律(発達障害者支援法など)が施行されるまでになった。 本書は2017年5月21日に放送された「NHKスペシャル「発達障害 解明される未知の世 […]

書く力 -ポジティブに生きるためのヒント-

私自身パソコンが好きで、仕事にしてもパソコンで行うことがあるのだが、その一方で手帳やメモをするなど、鉛筆やボールペンなどの肉筆で記録をすることも好きである。もっとも後者の方が長年行っているだけでなく、自分自身の考えや主張について考えを整理することができ、自分自身の持っている感情の整理や負の感情の除去をすることができるなど、心的な意味でも負担を緩和するツールとして今も昔も親しんでいるのが「書く」こと […]

赤へ

人間における「本当」というのは何か、そこには「本性」というのがある。もっともそれが表れるのは極限の状態、それも「生」と「死」と言う言葉に直面するような場面によって出てくるのかも知れない。 本書はその「生」と「死」を描いた短編集である。その生死はなんとも生々しく、なおかつ不穏さもはらませているような部分も多くある。しかも生死との出逢い方もそれぞれ、年代もそれぞれでありながら、その「それぞれ」さが読ん […]

どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか

人に限らずとも動物にしても植物にしてもいずれ死ぬときが来る。それは生き物の特性によって大小あるのだが、必ず死を迎えることとなる。もしあなたが死を迎える前にどのように生きるのかは非常に重要な命題であるのだが、そもそもどう生きるのか、仕事や人生、人間関係についてを議論している。 第一章「「人生」にまつわること」 人生は1度きりである。だからでこそ悔いのない人生を送る必要がある。だからといって妥協を許さ […]

悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと

私自身猫が大好きである。自由奔放でありつつも純真無垢である姿は少し鳴き声を真似してみると振り向いたり、猫によっては近づいてきたりすることがある。それが可愛くてたまらない。 その猫が人生に打ちひしがれた人を救ったと言う話であるのだが、人生は山あり谷ありというのはうまいもので、先の分からない人生の中で、どのようにして生きていけば良いのかを表している。 本書はとあるパチンコ店で働く若者であるのだが、人生 […]

重い障害を生きるということ

人によっては多かれ少なかれ障害を抱えている方がいる。その障害を乗り越えて第一線で活躍する人も少なくないのだが、通常よりも重いハンディを抱えてしまうリスクもある。その心身障害の中でも重度のものを抱えている方々がいるのだが、その方々がどのようにして乗り越え、あるいは乗り越えようとしているのか、本書はその重症心身障害児施設を設立に勤務する医師の観点で乗り越え方を取り上げている。 第1章「重い障害を生きる […]

晴れ女の耳

元々は怪談の短編集だが、その短編一つ一つ読んでみると、今まであった怪談にまつわる童話にも似たようなタッチで描かれており、なおかつ読みやすく、しかもメッセージ性も強くのこる作品集だった。 そのメッセージの中身は単純に言えば「命」。その「命」の中身は悲しいものもあれば、大切さを学ぶような部分もある。怪談話ではあるが思っているほど怖いものではなく、むしろそういったことを知ることができる。 以上のことから […]

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

人は誰しも「考える」。しかしその考え方によって習慣や付き合い方が変わる。もっと言うと心や仕事にも変化を起こすことができる。その考える中で「ゆるさ」が必要になってくる。ゆるく考えることによってラクに生きる術、さらにはストレスフリーになることの良さについて書かれている。 1.「ラクに生きる」 本章のタイトルにある生き方はどうしたら良いか、退屈や諦めを主体にした生き方を提示している。もちろんラクに生きる […]

いとの森の家

福岡の団地で暮らしていた娘が父親のある「思い付き」で山々に囲まれた小さな村に住むようになったという。その住むところが「森の家」と呼ばれるところにあるのだが、その森の家の中では「おハルさん」と呼ばれる婆さんがいる。そのおハルさんは娘にとって特別な存在にまでなったのだが、その中で出会っていく「生」と「死」を描いている。 元々は一般書にて書かれたのだが、後に児童書にもなり、やがてドラマ化された一冊であっ […]

「いい人生だった」と言える10の習慣

人生は1度きりである。それをいかにして生きるのか人それぞれであるのだが、「いい人生にしたい」という感情は誰にでもある。その「いい人生」というのはいったい何なのかは、これもまた人それぞれである。しかし共通した「いい人生」にできる習慣がある。本書はその習慣を10個紹介している。 習慣1「「今日が最後かもしれない」と思って暮らす」 人はいつ死ぬかわからない。もちろん病気にしても事故にしてもいろいろな要因 […]