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生活

ぼくらが漁師だったころ

「漁師」の世界は過酷である。漁師の知り合いについて1人か2人はいるのだが、口々揃えてあまり薦められないと回答があった。もっとも漁師の仕事は海などを相手にする仕事であり、なおかつ最近では漁獲高が減り、なかなか収益も恵まれず「がんばっても報われない」と言うような世界である。 これは日本に限った話なのかというと、少し異なる。本書のようにナイジェリアを部隊しても状況は過酷であった。その過酷さの本質は日本の […]

今日のハチミツ、あしたの私

蜂蜜園は私自身は言ったことがない。もっともどのような所なのか分からないのだが、ハチミツやローヤルゼリーなどを生産しながら、ミツバチを飼育すると言う役割がある。色々書いていくと非常に段階も多く、難しい仕事とも言われているのだが、それを楽しみにしたり、生活の糧に出来るような方々もいる。 本書もそういった方々であるのだが、そのハチミツを生産していく中で様々なトラブルに見舞われることがある。その見舞われる […]

空にみずうみ

東北で暮らす方々は震災以後の生活は大きく変化をしてしまい、その変化に順応出来る方々もいれば、順応できず、様々なトラブルに巻き込まれるような方々もいる。いずれにしても苦しい生活を強いられていることも多くある。元の生活に戻れた人もいれば、未だに戻れていない方々もいる。 震災から幾年を過ぎてからどのような「日常」となっていったのか、東北地方に住むとある作家の1年を描いた一冊が本書である。 震災の傷跡が残 […]

ぼくらは「数学」のおかげで生きている

私自身は数学が得意なためあまりそういった思いがないのだが、数学を苦手としている人は数学が無くなればよいと考えている人が少なからずいる。しかし数学は日常生活の中に必ずと言ってもいいほど存在しており、なおかつ数学における「定理」や「公式」もまた浸透しているのだという。本書はなぜ私たちの生活の中で「数学」が浸透してきたのか、 PERT1「ぼくらは大昔から「数学」に助けられてきた!」 日常生活の中で数学は […]

終の二択 ~定年からの取捨選択術~

「終(つい)」の時期はいつになるのかわからない。本書のタイトルには「定年からの~」と銘打っているのだが、定年以前でもいつ「終」を迎えるのかわからないからでこそ、本書は取捨選択をして置く必要がある。その二択を選ぶ際の取捨選択の方法を本書にて取り上げている。 第一章「「暮らし」の終の二択」 「暮らし」とひとえに言ってもその中でも家や老人ホーム、運転免許や旅行、お金、場所、保険といったことが挙げられる。 […]

もしも君に会わなかったら

「君」の正体は著者の妻のことを指している。しかしその「君」は読み手にもどのような人なのか、状況と人とを照らし合わせて考えてみることによってその読み手それぞれの面白さが引き立つことができるようになる。 ちなみに本書は著者自身の最愛の妻の長い結婚生活と別れ、そして現在について書かれたエッセイ集である。そのエッセイには一つ一つの思い出が詰まっており、なおかつもしも自分に妻がいるとしたらどのような愛妻生活 […]

憲法って、どこにあるの? みんなの疑問から学ぶ日本国憲法

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼 憲法が施行されたのは1948年5月3日。それから68年以上にわたり1度も改正されることなく、現在も使われている。改正はされていないとは言えど、解釈の変更は何度もなされているが、憲法はどこに、そして何のために存在するのか、7月10日に参院選が行われる前の復習として本書を見ていこう。 第1章「憲法って何?」 元々日本国憲法はGHQの指示によって改正されることとな […]

つらい時は「やってらんな~い」って叫べばいいのよ

あなたはいつ・どこで「つらい」と思ったことはあるのだろうか。私の場合は四六時中「つらい」ような場面に出会ったことがあり、実感として思ったことも幾度となくある。そのような時にこそ気合を入れて前に進むことにしているのだが、そういったことでさえもおっくうに思ってしまうこともある。しかし本書の著者はそういう時にこそ「やってらんな~い」と言う風に叫べばよいのだという。本書ではその理由とともに、恋愛・仕事・生 […]

老後の生活破綻 – 身近に潜むリスクと解決策

人生の中には様々なリスクが存在する。そのリスクの中には「生活破綻」なるものも存在する。その中でも老後と呼ばれる世代では「病気」「詐欺」「子供の失業」と言ったものがあるという。そのようなリスクが降りかかり、生活が破綻してしまう高齢者は少なくない。その生活破綻の現状とこれからの対策をどうしたら良いか、そのことについて取り上げたのが本書である。 第1章「高齢社会の現実」 現在日本では4~5人に1人が65 […]

60歳、生きかた下手でもいいじゃない

実をいうと郷里にいる私の母が還暦を迎えた。もうじき父も還暦を迎えるのだが、その還暦を迎えたらどうなるのか、それは両親の考えの中にあるとしか言いようがないのかもしれない。ちなみに私はその還暦の半分の齢であるが、これから30年後に還暦を迎えたらどう生きたら良いのか、正直言ってまだわからないし、もし還暦を迎えたとしても「実感がない」というような感じになる。 そこで本書である。著者はすでに還暦を迎えたノン […]