生物

書評

ヒトデとクモヒトデ―謎の☆形動物

まだまだ暑い時期である。私の住んでいる鎌倉でも由比ヶ浜や材木座の海岸には多くの海水浴客が来る。一昨年からコロナ禍によって、海が開かないと言ったことがあったのだが、3年ぶりの海開きとなり、コロナ前の状況に戻りつつある。しかし第7波もあり、油断...
世界史

リーダーシップ進化論―人類誕生以前からAI時代まで

リーダーシップというと、よくあるのが「ビジネス」の場におけるリーダーシップを想像することが多い。現に書店でも「リーダーシップ」となると、ビジネスの場におけるリーダーシップの本がほとんどである。 しかし本書はそれらとは大きく異なる。確かに「リ...
書評

カイメン すてきなスカスカ

動物には本当の意味で様々な種類があり、中にはわたしたちの知らない種類まで及ぶ。本書で紹介する「カイメン」は聞いたことがないのだが、どこかで聞き覚えのあるような名前のように思う人もいるかも知れない。本書で紹介するのだがいわゆる「海綿動物」その...
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書評

新種の発見-見つけ、名づけ、系統づける動物分類学

そもそも動植物などの「生物」において、様々な「分類」がある。例えばライオンやトラは「ネコ科」と言うような大まかなものから、そこから○○属というように、細かい分類を行う事もある。 その分類を司っているのが「分類学」であり、新種が発見されると、...
書評

タコの知性 その感覚と思考

タコは料理でも多用されるのだが、独特の食感と姿で苦手とする人も少なくない。そう考えると好き嫌いの分かれる生き物とも言える。 しかしタコとひとえに言っても、種類は多様であり、本書で取り上げる沖縄でも実に多種多様であることがよくわかる。そのタコ...
書評

ウニはすごい バッタもすごい – デザインの生物学

動物は数え切れないほどの種類があり、中には人では想像もし得ないような要素がある。本書で紹介するウニやバッタをはじめとした動物には、想像し得ない「すごい」特性があるのだという。その特性とはいったいどこにあるのか、デザインの観点から取り上げてい...
書評

ゾンビ・パラサイト――ホストを操る寄生生物たち

ゾンビというと、空想や架空上にいるモンスターのことを連想してしまう。ただ宗教上、ブードゥー教のようなゾンビ信仰を持つ所もあるなど、ゾンビを信じる所もある。ただ、ここで取り上げたゾンビはあくまで人のゾンビを表しており、本書は昆虫における「ゾン...
書評

先生、大蛇が図書館をうろついています!

もしも自分がそう言うような事に遭遇したら、どうなっているかは分からない。少なくとも近くの所にてヘビに出くわしたことがないから、驚くのと同時に逃げ出す、あるいは固まってしまうことがオチになってしまう。もっとも大蛇が図書館でうろついていることを...
書評

怪獣生物学入門

何とも奇妙な生物学である。 元々怪獣というと、ゴジラやガメラなど創作の中で生まれた存在であり、空想の生き物である。しかしながら著者はそれを生物学的に考察を行うことを試みたという。もっとも身体的な特徴は実物を見たり、時には解剖したり、と言った...
書評

すごい進化 – 「一見すると不合理」の謎を解く

人間に限らず、動物には様々な「進化」を行う。その進化の形は時として相容れられないようなものまで存在もあれば、本書で紹介するほどの「すごい」と評されるほど驚きのものも存在する。その進化の在り方はどのようなものがあるのか、本書はそのことを取り上...
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