書評 さよならクリームソーダ クリームソーダというと甘ったるい印象が強く、私自身成人になってからはめったに飲むことはない(とはいえ同じくらい甘ったるいガラナは好きであるのだが)。もちろんクリームソーダに喩えられるほど、恋愛が甘かったり、青春を謳歌しているという要素として... 2018.08.01 書評青春
書評 告白予行練習 YouTubeやニコニコを見ている方々であればHoneyWorksと呼ばれるユニットはご存じであるだろう。最も私自身もPVなどで観ることがあるのだが、それは2014年以降出てきた「CHiCO with HoneyWorks」と呼ばれるユニッ... 2018.06.24 書評青春
書評 GO! GO! アリゲーターズ 本書の表紙を見るとワニのような形をしたバスに、野球のユニフォームを着た人がいる。草野球チームかと思いきや、実は異なり、地方球団であるという。華々しいプロ野球と言うよりは、「独立リーグ」と呼べるようなところの弱小球団であるという。その球団に人... 2018.05.06 書評青春
書評 17歳のうた あなたの17歳はどのような人生だったのか。多くは高校生として青春を謳歌していると思う。かくいう私自身も高校生で、それも部活にのめり込んでいたため、部活の思い出が数多くあった。 本書の主人公は17歳であるのだが、舞妓として働く少女、漁師になる... 2018.05.04 書評青春
書評 感情8号線 見るからして「うまい!」と思わせるようなタイトルである。もっとも「東京都道311号環状八号線」の略称である「環八」のうち「環状」を「感情」と変えているからである。しかしその本書のタイトルの捩り元である「環八」が本書の物語の舞台となっている。... 2018.04.12 書評青春
書評 満月の娘たち 多感な中学生の時代には、どのようなものを見たり、考えたりしているのか、生きること、命、さらには人間関係に至るまで様々な悩みを持つようになる。もっとも思春期真っ只中の中学生だけあり、様々なことを感じるようになる。 また人によっては「反抗期」を... 2018.03.23 書評青春
書評 愛が挟み撃ち 簡単に言えば「三角関係」であるのだが、いざ「三角関係」のことを考えるとドロドロとした印象を持ってしまうのだが、本書における「三角関係」はどうも考えさせられるものである。 その「考えさせられる」理由として「愛」そのものの定義にある。哲学的な論... 2018.03.03 書評青春
SF ナイス☆エイジ 「2112年から来た未来人だけど質問ある?」(本書帯紙より) この一文を見たときに、私に限らず「ドラえもん」を連想してしまうかも知れない。しかし本書で取り上げている未来人は決して猫型(たぬき型?)ロボットのことではなく、あくまで人間である。... 2018.02.28 SF書評
書評 エンディング・パラダイス 人生の終わりの時に何を行うのか。本書では人生の終わりのために遺骨収集を行う旅へと出かけた。その理由としては亡き父の遺言によるものであり、人生の総決算をするための旅であった。 しかしその旅の中で見つけたある村に根を下ろすこととなる。そこはまる... 2018.02.24 書評青春
書評 BB/PP 何か「バーバパパ」のようなタイトルのように見えるのだが、ある言葉の略であり、「Blue Beard」と「Purple Pubes」の頭文字を取ったものである。日本語に直訳するのはエチケットの関係から省くのだが、ある意味コードネームのようなも... 2018.01.13 書評青春