国際経済 自由貿易は私たちを幸せにするのか? 「自由貿易」はというと、ニュースなどのメディアでは頻繁に流れてくるのだが、あまりピンとこない方もいることだろう。もっとも自由貿易自体、ものの輸出・輸入に関わることであるため、私たちの生活に大きく関わってくることとなる。もともと「自由貿易」と... 2020.03.04 国際経済書評
日本人 小泉信三―天皇の師として、自由主義者として 本書で取り上げる小泉信三は経済学者であり、本書のサブタイトルにもある「天皇の師」でもあった。その「天皇」は現在の上皇陛下であり、戦後間もない時に教育掛となった経緯がある。こちらの詳細については第4章で詳しく述べることにするのだが、経済学者と... 2020.02.23 日本人書評
投資術 2021年まで待ちなさい! 資産の殖やし方はここ最近を見てみると多岐にわたってきているのだが、買う時期は時代によっても変わってくる。本書は株式投資を主軸としているのだが、その中でも「日本版GAFA株」を狙った方が良いと主張している。なおかつ購入にしても2021年まで待... 2019.07.13 投資術書評
国内経済 新貿易立国論 もっとも島国である日本では、資源などがほとんどなく、輸入でまかなうことが多くあった。その代わりに技術やノウハウ、さらには日本独自の製品を輸出するといった「貿易」を盛んに行い、一時期世界第2位の経済大国にまで押し上げたことがある。そのことから... 2019.05.23 国内経済書評
国内 2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生 株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 タイトルからして素っ頓狂のような印象を持ってしまうのだが、今から30年後の日本を予測している一冊である。今から30年前、私たちの生活の30年後、つまり2019年にはどのような形になっているのかという... 2019.04.09 国内書評
書評 野良ビトたちの燃え上がる肖像 差別や貧困、そしてそこから来る「格差」を如実に表されている一冊である。東京都と神奈川県の県境にあるとある河川が舞台となっているのだが、そこではホームレスたちのたまり場であった。しかもその舞台では様々な差別があるという。 本書はその一つ先の未... 2019.02.12 書評青春
国内経済 「公益」資本主義 英米型資本主義の終焉 資本主義の概念自体は古代から存在していたのだが、実際に提唱され始めたのは18世紀半ばにアダム・スミスやデイヴィッド・ヒュームらによって「見えざる手」が提示された時からといわれている。そこから先進国を中心に「資本主義」の概念が広がりを見せた。... 2018.12.02 国内経済書評
国内経済 損する結婚 儲かる離婚 私も先日33歳を迎えた。もう「中年」という言葉に片足を突っ込み始めている(というかもう突っ込んでいるかもしれない)年頃であるのだが、結婚も考えなくてはいけないと思ってしまう年頃でもある。しかし結婚というと伴侶となる女性が必要であるのだが、そ... 2018.08.05 国内経済書評
エッセイ 繁栄の昭和 昭和は元号の中で最も長くあった。その時代は大東亜戦争といった戦争を乗り越え、敗戦の悲しみに打ちひしがれても、経済的な復活を遂げ、現代における技術が次々とできはじめた時代であった。そのため大東亜戦争後は本書のタイトルにある「繁栄」と呼ばれる時... 2018.07.17 エッセイ書評
書評 貨幣という謎 金と日銀券とビットコイン 今となっては「仮想通貨」は投資の主流の一つとしてあげられており、投資本の中にも「仮想通貨」を取り上げられるものも出てきた。もっとも投資材料の一つとしてあげられるのだが、ビットコインなど仮想「通貨」として買い物をしたり、料金を支払ったりする事... 2018.05.12 書評経済学・概論